目次
植物性脂質と動物性脂質の違い
を徹底解説|ダイエット中に
選ぶべき脂質の種類と摂り方
THE FITNESSで18年間お客様の食事を見てきた中で、「脂質をゼロにすればダイエットが成功する」と信じて肌荒れ・便秘・ホルモンバランスの乱れに悩む方を多く見てきました。脂質はカロリーが高い(1gあたり9kcal)ため制限対象になりがちですが、「種類」を正しく選べばダイエットの強い味方になります。この記事では植物性脂質と動物性脂質の違いを整理し、ダイエット中に選ぶべき脂質の種類と摂り方を科学的根拠とともに解説します。
脂質の選び方を含む食事設計から
個別プログラムをご提案します
THE FITNESSでは調布市・府中・狛江からアクセスできるパーソナルジムとして、PFCバランスを含む食事指導付きトレーニングプログラムをご提案しています。
無料カウンセリングを予約する →PLANT FATS植物性脂質とは|種類・特徴・含まれる食品
不飽和脂肪酸とは:植物性脂質の主成分
植物性脂質の主成分は不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は分子構造に「二重結合」を持つ脂肪酸で、常温で液体の状態です(オリーブオイル・亜麻仁油など)。二重結合の数と位置によってオメガ3・オメガ6・オメガ9に分類され、それぞれ異なる生理作用を持ちます。
ANIMAL FATS動物性脂質とは|種類・特徴・含まれる食品
COMPARISON植物性脂質と動物性脂質の違いを比較する
| 比較項目 | 植物性脂質 | 動物性脂質 |
|---|---|---|
| 主な脂肪酸 | 不飽和脂肪酸(オメガ3・6・9) | 飽和脂肪酸(+魚はEPA・DHA) |
| 常温での状態 | 液体(油) | 固体(脂)※魚油は液体 |
| 炎症への影響 | オメガ3→抗炎症 / オメガ6過多→炎症促進 | 飽和脂肪酸→炎症促進 / EPA・DHA→抗炎症 |
| 心血管リスク | 不飽和脂肪酸への置換でCVDリスク約30%低減 | 飽和脂肪酸の過剰摂取はLDLコレステロール上昇 |
| ダイエットへの影響 | オメガ9・MCT→脂肪蓄積しにくい | EPA・DHA→脂肪燃焼サポート / 飽和脂肪酸→脂肪蓄積促進 |
| 推奨される摂り方 | オリーブオイル中心+亜麻仁油を生食 | 週2〜3回の魚食+肉の脂身を控えめに |
Mozaffarian et al.(2010; PMID:20351774)の8つのRCTメタ分析では、飽和脂肪酸を多価不飽和脂肪酸に5%エネルギー分置換するとCHDリスクが10%低減することが確認されています。一方、Micha & Mozaffarian(2010; PMID:20354806)のレビューでは、飽和脂肪酸を炭水化物に置換しても心血管リスクの改善は見られないことが示されています。つまり「脂質を減らす」こと自体ではなく「何に置き換えるか」が重要です。
糖質・脂質どちらで太りやすいかは体質によって異なります。自分の体質タイプを確認するには糖質・脂質どちらで太るかの体質診断はこちらを参照してください。
PRACTICEダイエット中に実践する脂質の選び方・摂り方
1日の脂質摂取量の目安
ダイエット中でも総カロリーの20〜30%を脂質から摂取することが推奨されます。体重60kgの方がダイエット中に1日1,600kcalを摂取する場合、脂質は約35〜53g/日が目安です。このうち飽和脂肪酸は総カロリーの7%以下(約12g以下)に抑え、不飽和脂肪酸(特にオメガ3とオメガ9)で残りを補います。女性向けの栄養バランスについては女性に必要な栄養素ガイドはこちらを参照してください。
調理油の選び方:加熱調理・生食・用途別
【加熱調理】エクストラバージンオリーブオイル(発煙点約180℃)またはアボカドオイル(発煙点約250℃)。【生食・ドレッシング】亜麻仁油・えごま油。【避けるべき】サラダ油(オメガ6過多)・マーガリン(トランス脂肪酸の可能性)。家庭の調理油をオリーブオイルに切り替えるだけで、日常的なオメガ6の過剰摂取を大幅に削減できます。
避けるべき脂質:トランス脂肪酸と加工食品
トランス脂肪酸は「最も避けるべき脂質」です。植物油を水素添加して固形化する過程で生成され、LDLコレステロールを上昇させ、HDLコレステロールを低下させるダブルの悪影響があります。マーガリン・ショートニング・加工菓子・ファストフードの揚げ物に多く含まれます。ダイエットの仕組みを科学的に理解したい方はダイエットの仕組みの科学はこちらを参照してください。
脂質摂取のタイミング:運動前後での考え方
脂質は消化に時間がかかるため、トレーニング直前(60分以内)は避け、トレーニング2時間以上前の食事に含めるのが基本です。トレーニング後は糖質+タンパク質の摂取を優先し、脂質は次の食事で摂取してください。スムージーに脂質を取り入れたい場合は栄養補給スムージーレシピはこちらを参照してください。
脂質の選び方を含む食事設計から
THE FITNESSで個別プログラムへ
「どの油を使えばいいかわからない」「脂質を減らしたら肌荒れが悪化した」——THE FITNESSでは18年の指導経験を持つNESTA認定トレーナーが、PFCバランスを含む食事指導付きの個別トレーニングプログラムをご提案しています。調布市・府中・狛江・三鷹からもお気軽にご相談ください(国領駅徒歩8分)。タンパク質の選び方については脂質と合わせて知りたいタンパク質の選び方はこちらを参照してください。
無料カウンセリングを予約する →※ 上記は記事内容に関連する脂質商品の参考情報です。脂質異常症・持病がある方は使用前に医師にご相談ください。リンクにはアフィリエイトが含まれます。
よくある質問(FAQ)
まとめ|植物性・動物性脂質を正しく選んでダイエットに活かす
脂質は「量」だけでなく「種類」が重要です。植物性脂質と動物性脂質にはそれぞれ異なる特徴があり、正しく選ぶことでダイエットと健康の両立が可能になります。調理油をオリーブオイルに切り替え、週2〜3回の魚食でEPA・DHAを確保し、トランス脂肪酸を避ける——この3つを実践するだけで脂質の質は大きく変わります。
- 飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸に置換でCVDリスク約30%低減(Sacks et al., 2017)
- 5%エネルギー分の置換でCHDリスク10%低減——ただし炭水化物への置換は無効(Mozaffarian et al., 2010; Micha & Mozaffarian, 2010)
- オメガ3は抗炎症作用を持ち、筋肉回復を促進する可能性がある(Calder, 2017; Philpott et al., 2019)
- 植物性ALA→EPA・DHA変換率は5〜10%のため魚からの直接摂取が効率的
- ダイエット中でも総カロリーの20〜30%は脂質から摂取する
- トランス脂肪酸(マーガリン・加工菓子)は最も避けるべき脂質
THE FITNESS|調布市のパーソナルジム
| 所在地 | 〒182-0022 東京都調布市国領町4-51-6 アムール国領 B1F |
|---|---|
| 最寄り駅 | 京王線 国領駅 徒歩8分(府中市・狛江市・三鷹市からもアクセス良好) |
| 営業時間 | AM 9:00 ~ PM 23:00(不定休) |
| 電話 | 070-1460-0990 |
| 公式サイト | https://thefitness-personal.jp/ |
| @thefitness.chofu | |
| ご予約 | 無料カウンセリングのご予約はこちら |
関連記事
参考文献・科学的根拠
- 1Sacks FM, Lichtenstein AH, Wu JHY, et al. “Dietary Fats and Cardiovascular Disease: A Presidential Advisory From the American Heart Association.” Circulation. 2017 Jul 18;136(3):e1-e23. doi:10.1161/CIR.0000000000000510. 飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸(特に多価不飽和脂肪酸)に置換することでCVDリスクが約30%低減することを示したAHA Presidential Advisory。脂質選択の根拠として参照。 PMID:28620111
- 2Calder PC. “Omega-3 fatty acids and inflammatory processes: from molecules to man.” Biochem Soc Trans. 2017 Oct 15;45(5):1105-1115. doi:10.1042/BST20160474. オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)の抗炎症メカニズムを分子レベルからヒトの臨床データまで包括的にレビュー。オメガ3の生理作用の根拠として参照。 PMID:28900017
- 3Philpott JD, Witard OC, Galloway SDR. “Applications of omega-3 polyunsaturated fatty acid supplementation for sport performance.” Res Sports Med. 2019 Apr-Jun;27(2):219-237. doi:10.1080/15438627.2018.1550401. オメガ3がスポーツパフォーマンス・筋肉回復・筋損傷予防に与える効果をレビュー。動物性オメガ3(EPA・DHA)の運動効果の根拠として参照。 PMID:30484702
- 4Mozaffarian D, Micha R, Wallace S. “Effects on coronary heart disease of increasing polyunsaturated fat in place of saturated fat: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials.” PLoS Med. 2010 Mar 23;7(3):e1000252. doi:10.1371/journal.pmed.1000252. 8つのRCTのメタ分析で、飽和脂肪酸を多価不飽和脂肪酸に5%エネルギー分置換するとCHDリスクが10%低減することを確認。脂質置換の効果の根拠として参照。 PMID:20351774
- 5Micha R, Mozaffarian D. “Saturated fat and cardiometabolic risk factors, coronary heart disease, stroke, and diabetes: a fresh look at the evidence.” Lipids. 2010 Oct;45(10):893-905. doi:10.1007/s11745-010-3393-4. 飽和脂肪酸の心血管代謝リスクへの影響を置換栄養素別にレビュー。多価不飽和脂肪酸への置換が最も効果的であり、炭水化物への置換は効果がないことを整理。脂質の置換先の選び方の根拠として参照。 PMID:20354806
THE FITNESSでは綺麗になりたい、産後太りをなんとかしたい、健康寿命を延ばしたい、昔の体型に戻りたいなど、様々なお悩みを解決いたします。
初めての方も大歓迎です。
自宅でお手軽オンラインパーソナルレッスンにも対応しています。
些細な事でもお気軽にお問い合わせください。
https://thefitness-personal.jp/contact/
070-1460-0990


