QUICK ANSWER
  • 割れない最大の理由:腹筋が弱いのではなく体脂肪が腹筋を隠している。「作る」ではなく「見せる」のが正解
  • 目標体脂肪率:男性13〜15%・女性20〜22%で「うっすら」見え始める
  • 食事9割・筋トレ1割:腹筋が見えるかどうかは食事管理でほぼ決まる
  • 遺伝の影響:腹筋の「形・本数(6〜10個)」は遺伝で決まる。見えるかどうかは努力で変えられる
13〜15%
男性が腹筋を割るための
目標体脂肪率
7,200kcal
体脂肪1kg減に必要な
カロリー赤字
5〜8ヶ月
体脂肪率20%→13%に
到達する目安(30代男性)

SEC01 WHY NOT VISIBLE「何年やっても腹筋が割れない」——5つの本当の理由

「毎日クランチをしているのに腹筋が割れない」「1年以上筋トレを続けているのに変わらない」——18年間、数百人のクライアントを指導してきた現場でわかったことがあります。努力が足りないのではなく、アプローチの方向が間違っているケースがほとんどです。

理由①

毎日腹筋をやっているが食事を変えていない

最も多いパターンです。腹筋運動100回の消費カロリーは約30〜50kcal——ご飯1口分です。どれだけ腹筋を鍛えても、脂肪の上に筋肉が乗るだけで見た目は変わりません。「腹筋が割れる・割れない」は食事管理で90%が決まります。

理由②

体脂肪率の「目標値」を知らずにやっている

「痩せたら割れる」と思っていても、何%まで落とせば見えるのかを知らないまま取り組むと、ゴールのないマラソンを走ることになります。男性は13〜15%・女性は20〜22%が「見え始める目安」です。

理由③

腹筋運動「だけ」やって全身のトレーニングをしていない

スクワット・デッドリフト・ベンチプレスなどの複合種目は腹筋の単体種目より消費カロリーが高く、成長ホルモンの分泌も促します。「腹筋専用の時間を作る」より「全身トレーニングの最後15分に腹筋を追加する」方が効率的です。

理由④

スポットリダクション(部分痩せ)を信じている

腹筋を鍛えると腹部の脂肪だけが先に落ちる——これは科学的に否定されています(Ramírez-Campillo et al., 2013)。脂肪は全身から均等に落ちるため、腹部だけ集中的に鍛えても腹部の脂肪が先に減ることはありません。

理由⑤

遺伝的な「腹筋の形・本数」の個人差を知らない

腹筋の形・本数(腹直筋の腱画の数:通常3〜5対で6〜10個に見える)は遺伝で決まります。これは努力不足ではなく、解剖学的な個人差です。

体脂肪率別・腹筋の見え方比較(男女別)

体脂肪率男性の見え方女性の見え方
25%以上全く見えない・お腹が出ている全く見えない
20〜25%全く見えない・標準体型うっすら縦線が出始める
15〜20%力を入れるとうっすら見える割れているように見える
13〜15%うっすら常時見えるくっきり割れて見える
10〜13%くっきり割れて見えるアスリートレベル
10%以下シャープな6〜8パック競技選手レベル
女性への注意:女性は生理機能・ホルモンバランスを維持するために一定の体脂肪(約17〜22%)が必要です。体脂肪率を18%以下まで落とすと、生理不順・骨密度低下のリスクが高まる場合があります。「見えること」より「健康的に引き締まること」を目標に設定することを推奨します。

SEC02 GENETICS腹筋の「形・本数」は遺伝で決まる——「割れない体質」は本当に存在するか

腹直筋は縦に走る1枚の筋肉ですが、「腱画」と呼ばれる横向きの腱が入ることで「6個・8個・10個」に区切られて見えます。この腱画の数・位置・形は遺伝で決まり、どれだけ鍛えても変えることはできません。

項目遺伝で決まること努力で変えられること
腹筋の形・本数腱画の数・位置・左右の対称性腹筋の厚さ(筋肥大)
見え方何個に見えるかの上限見えるかどうか(体脂肪率管理)
対称性左右の腱画の位置が非対称な場合がある左右の筋肉量のバランス
現実的な目標設定:「自分の腹筋を最大限に見せる」という目標設定が、長期的なモチベーション維持につながります。体脂肪率が男性15%・女性22%以下になった段階で腹部に力を入れると、自分の腱画の形が見えてきます。この時点で「自分の腹筋は何パックに見えるか」を確認しておくと、それ以降の目標設定が現実的になります。

SEC03 DIET RULES腹筋が見えるための食事設計——「腹割り8ルール」と朝昼晩の具体メニュー

腹筋を割る食事の「8つのルール」

1

1日のカロリーを計算して500kcal赤字を設計する

基礎代謝×活動量係数から1日の消費カロリーを算出し、そこから500kcal引いた数字が摂取カロリーの目標です。月約2kgの脂肪が落ちます。急激な制限(1,000kcal以上の赤字)は筋肉量低下と停滞期を早める原因になります。

2

タンパク質を体重×1.6〜2.0gに固定する

減量中に最も重要なルールです。タンパク質が不足すると筋肉が落ちて基礎代謝が下がり、「ただ細いだけで腹筋が見えない体型」になります。鶏むね肉・卵・魚・豆腐・納豆を毎食の主役に据えてください。

3

主食の量を「今の半量」から始める

カロリー計算が苦手な方はまず主食(白米・パン・麺)を現在の半量にするだけで200〜300kcalの削減になります。「計算はめんどくさい」という方の最初の一手として最も効果的です。

4

揚げ物と砂糖の多いものを週2回以内にする

完全にゼロにする必要はありません。週2回以内に抑えるだけで大幅なカロリー削減になります。「禁止」にすると反動が来やすいため「週2回まで」という上限設定が継続しやすい。

5

野菜を毎食の「最初」に食べる

食物繊維が血糖値の急上昇を抑え、インスリンの過剰分泌(脂肪蓄積ホルモン)を防ぎます。食事の順番(野菜→タンパク質→炭水化物)を変えるだけで体脂肪の蓄積スピードが変わります。

6

水を1日2L飲む

水分不足はむくみ・代謝低下・食欲増加につながります。食前にコップ1杯(200ml)の水を飲む習慣をつけると自然に食事量が減り、1日を通じた満腹感も維持しやすくなります。

7

夜22時以降は食べない

深夜の食事は成長ホルモンの分泌を妨げ、脂肪燃焼効率を下げます。仕事が遅い方は「21時以降はタンパク質だけ(鶏むね・プロテイン)」というルールでも十分です。

8

週1回だけ「好きなものを食べる日」を設ける

完璧を求めすぎると精神的に破綻します。週1回のチートミールを設けることで継続率が上がり、代謝の停滞(ホメオスタシス)を防ぐ効果もあります。

朝昼晩の具体メニュー(男性70kg・目標1,900kcal・タンパク質112g)

合計:約1,850kcal・タンパク質120g ✅

朝昼晩の具体メニュー(女性50kg・目標1,350kcal・タンパク質80g)

合計:約1,300kcal・タンパク質86g ✅
タンパク質の摂取量と食事バランスの詳細はこちら タンパク質の吸収タイミングを最大限に活かす方法
【根拠】SEC03のルール②で解説した通り、腹筋を割るために最も重要なのは「タンパク質を体重×1.6〜2.0g/日に固定すること」です。体重70kgの男性であれば1日112〜140gが目標ですが、食事だけでこの量を確保するのは現実的に難しい場面があります。ULTORAはホエイプロテインの国産ブランドで、WPC(ホエイプロテインコンセントレート)を使用しており、1食あたりタンパク質20〜25gを添加物少なめで摂取できます。食後・トレーニング後のタンパク質補完として活用することで、SEC03の具体メニューで不足しがちな分を手軽に補完できます。
【デメリット】 プロテインシェイクはあくまで食事の補完です。食事でタンパク質が十分に摂れている場合に過剰に重ねると腎臓への負荷増大のリスクがあります。1日の総タンパク質摂取量(体重×2.5g)を超えないよう食事全体で管理してください。乳製品アレルギーの方は使用できません。
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SEC04 TRAINING腹筋トレーニングの選び方——体幹安定種目と直接刺激種目の使い分け

腹筋トレーニングは「体幹安定種目(コアスタビリティ)」と「直接刺激種目(アイソレーション)」の2種類に分かれます。体幹安定種目で深層筋の土台を作ってから直接刺激種目を加えるのが正しい順序です。土台なしで高負荷の直接刺激種目を行うと腰痛リスクが高まります。

直接刺激種目TOP5とフォームのポイント

種目①

クランチ(上腹部・腹直筋上部)

仰向けに寝て膝を立て、腰を床につけたまま肩甲骨だけを床から浮かせます。首で引っ張る動作はNG——首を持ち上げると腹直筋の動員が減ります。呼吸は上げるときに吐いて、下げるときに吸います。

15〜20回×3セット
種目②

レッグレイズ(下腹部・腸腰筋)

仰向けで両脚を伸ばし、腹筋で骨盤を固定しながら脚を床と垂直になるまで上げます。腰が反りやすい種目のため、腰が浮いたと感じたら回数を減らすか膝を少し曲げて実施します。

10〜15回×3セット
種目③ ★最優先

バイシクルクランチ(腹斜筋・腹直筋)

仰向けで頭の後ろに手を置き、右ひじと左膝を近づけながら左脚を伸ばします。EMG研究でクランチの約2.9倍の腹直筋・腹斜筋活動が確認されており(Kendall et al., 1993)、効果対時間の観点で最も優先すべき種目です。

左右各15回×3セット
種目④

リバースクランチ(下腹部・腸腰筋)

仰向けで骨盤を後傾させながら膝を胸に引き寄せます。勢いをつけずゆっくり動かすことで下部腹直筋・腸腰筋に直接刺激が入ります。レッグレイズと組み合わせて実施してください。

10〜15回×3セット
種目⑤

ケーブルクランチ(負荷付き・上腹部)

自重種目に慣れた段階で導入します。体脂肪率が目標値に近づいてきた段階で「腹筋を厚く・見えやすく」するために有効な種目です。

自重種目定着後に導入
週の頻度:腹筋は回復が早い筋肉のため週3〜4回の直接刺激が推奨されます。「腹筋専用の日」を作るより、全身トレーニングの最後10〜15分に腹筋を追加する構成が最も継続しやすいです。

SEC05 LOWER ABS下腹部をへこませる専用アプローチ——なぜ最後まで残るのか

「腹筋全体は薄くなってきたのに下腹部だけ残る」——この現象には生理学的な理由があります。皮下脂肪の脂肪細胞には脂肪燃焼を促進するβ受容体と、脂肪燃焼を抑制するα2受容体の2種類が存在します。男性の下腹部・女性の大腿・臀部にはα2受容体が多く分布しており、カテコラミン(脂肪燃焼シグナル)に対する反応が鈍いため、最後まで脂肪が残りやすい構造になっています。

「下腹だけ落ちない」のは意志の問題でも努力不足でもなく、生理学的な仕組みです。「最後まで時間がかかる部位」として長期的な視点で取り組むことが重要です。

下腹部特化4週間プログラム

メイン種目サブ種目回数・セット
1〜2週リバースクランチニータック各12回×3セット
3〜4週レッグレイズバイシクルクランチ各15回×3セット
「ぽっこり下腹」の原因を見分ける:内臓脂肪型→有酸素運動・食事管理が優先。骨盤前傾型→ストレッチと体幹安定種目(ドローイン・プランク)が優先。むくみ型→塩分管理と水分摂取が有効です。

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SEC06 8-WEEK PLAN腹筋を割る8週間ロードマップ——体脂肪率別の開始設計

自分の「開始地点」を確認する

現在の体脂肪率(男性)8週間後の目標アプローチの重点
25%以上22〜23%(まず減量フェーズ)食事管理90%・筋トレ10%
20〜25%17〜18%(うっすら見え始める準備)食事管理80%・筋トレ20%
15〜20%13〜15%(見え始める目標)食事管理70%・筋トレ30%
13〜15%10〜12%(くっきり見える目標)食事70%・筋トレ強度アップ
女性は上記の各数値に+7〜8%を加えた数字が目安です。(例:男性20〜25%→女性27〜32%が同等のフェーズ)

8週間週別スケジュール(体脂肪率20%男性の場合)

食事の重点トレーニング体脂肪率変化目安
1〜2週カロリー計算・記録開始・タンパク質確保体幹安定種目(プランク・ドローイン)中心±0〜−0.5%
3〜4週食事8ルールの定着・間食コントロール安定種目+直接刺激追加(クランチ・レッグレイズ)−0.5〜−1%
5〜6週外食ルール確立・週1チートミール設計直接刺激強化(バイシクル・リバースクランチ)−1〜−1.5%
7〜8週食事習慣の定着・タンパク質最優先全種目+負荷増加(ケーブルクランチ等)−1.5〜−2%
停滞期の見分け方と対処法:4〜5週目に体重が1〜2週間動かない停滞期が多くの方に訪れます。対処法は①週1回のチートデイ(維持カロリーまで増やす)②有酸素運動を20〜30分追加③食事の種類・食べる時間帯を変える、の3つです。
脂肪燃焼を食事から加速させる方法
【根拠】SEC06の8週間ロードマップで解説した通り、体脂肪率の週次変化(±0.5〜2%)を正確に把握することが、ロードマップ通りに進んでいるかどうかを判断する唯一の方法です。体重計だけでは「筋肉が増えた分で体重が横ばいに見える(体組成は改善している)」「体重は落ちたが筋肉も落ちている(体組成は悪化している)」の区別ができません。タニタは国内最大手の体組成計ブランドで、体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪レベルを家庭で定期測定できます。週1回・起床後・同条件での測定を継続することで、8週間ロードマップの各フェーズが正しく進んでいるかをリアルタイムで確認できます。
【デメリット】 家庭用体組成計は測定条件(食後・入浴後・運動後)によって±2〜3%の誤差が生じます。「毎朝起床後・排尿後・空腹時」という同一条件での測定を徹底することで誤差を最小化してください。InBody等の業務用機器と比較すると絶対値精度は劣りますが、週次トレンドの把握には十分実用的です。
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SEC07 FAILURE PATTERNS腹筋が割れない人のよくある失敗5選と「なぜそうなるか」の構造

失敗①

腹筋100回毎日やって食事は変えない

なぜ起きるか:「腹筋を鍛えれば腹筋が見える」という直感的な誤解と「食事制限はきつい」という回避行動が組み合わさります。腹筋100回の消費カロリーは約30〜50kcal=食事1口分。食事管理なしでは物理的に体脂肪率が下がりません。
解決策:まず食事記録を1週間続けて現在のカロリー・タンパク質量を把握することから始めます。

失敗②

カロリーを極端に削りすぎる(1日1,000kcal以下)

なぜ起きるか:「早く結果を出したい」という焦りから生まれます。極端な制限は筋肉量低下→基礎代謝低下→停滞期の早期到来→反動での過食、という悪循環を生みます。
解決策:1日500kcal赤字(月2kg減ペース)を上限とし、タンパク質は削らないことを徹底します。

失敗③

有酸素運動だけで痩せようとして筋トレをしない

なぜ起きるか:「走れば痩せる」という旧来のダイエット観と「筋トレは面倒」という行動コストの問題。有酸素のみでは筋肉量も落ちやすく「体重は減ったが腹筋が見えない細い体型」になりやすいです。
解決策:週2〜3回の全身筋トレ(自重スクワット・プッシュアップでも可)を有酸素に加えます。

失敗④

体重だけを見て体脂肪率を測らない

なぜ起きるか:体組成計がない・面倒・体重計だけで管理する習慣。体重が変わらなくても筋肉量が増えて体脂肪率が下がっていることがある(良い変化)。逆に体重が落ちても筋肉量も落ちていることがある(悪い変化)。
解決策:体組成計で週1回・同じ時間帯に体脂肪率と筋肉量を記録します。

失敗⑤

完璧主義で食事を崩したらやめてしまう

なぜ起きるか:「1回崩したら全部おしまい」というAll or Nothing思考。外食・飲み会を1回したからといってダイエット全体に与える影響は軽微です。
解決策:週単位のカロリー総量で管理する考え方に切り替えます。週1回の外食を最初から「週1チートミール」として計画に組み込んでおきます。

SEC08 AGE STRATEGY30〜60代が腹筋を割るのにかかる期間と年代別戦略

年代目安期間(体脂肪率20%→13%)主な課題
30代5〜8ヶ月仕事・育児による継続困難・睡眠不足
40代7〜12ヶ月テストステロン低下・基礎代謝低下・アナボリック抵抗性
50〜60代10〜18ヶ月以上サルコペニアリスク・更年期ホルモン変化・骨密度低下

40代男性が特に意識すべき3つのポイント

テストステロンは30代後半から年間1〜2%ずつ低下し、筋肉量の維持が難しくなります。これは「努力が足りない」のではなくホルモン環境の変化によるものです。

対策①:タンパク質を体重×2.0g/日に増やす。アナボリック抵抗性に対応するため、20〜30代より多めのタンパク質が必要です。
対策②:筋トレ週3〜4回を維持する。筋肉量の維持がテストステロン低下への最も有効な対策です。
対策③:睡眠7時間確保と過度な有酸素を避ける。睡眠6時間未満の群では筋トレの効果が睡眠7〜8時間の群と比較して約40%低下します(University of Chicago研究)。

50〜60代女性が直面する更年期の壁と対処法

50〜60代女性の最大の障壁は更年期に伴うエストロゲン低下です。エストロゲン低下によって「下腹部・腰まわり」への脂肪集中が起きます。これは意志の問題ではなく、ホルモン変動による生理的な変化です。

変化原因対処アプローチ
下腹部・腰への脂肪集中エストロゲン低下筋トレ優先・有酸素は補助
基礎代謝の低下(年間0.5〜1%)筋量減少加速タンパク質1.5g/kg・筋トレ継続
骨密度低下エストロゲン・カルシウム不足乳製品・大豆食品の積極摂取
関節の痛み・硬さエストロゲン低下による炎症低負荷・高回数トレーニング
大豆イソフラボンの活用:豆腐・納豆・豆乳を1日1〜2品取り入れることで、ホルモン低下による脂肪蓄積をある程度緩和できます。カルシウム+ビタミンD(鮭・しらす・日光浴)を組み合わせることで吸収率が高まります。
「完璧な6パック」より「引き締まった腹部」を目標に:体脂肪率18〜22%(男性)・25〜28%(女性)の「引き締まった腹部」は、日常的な食事改善と週3回のトレーニングで3〜6ヶ月かけて現実的に到達できます。重要なのは「割れたかどうか」より「3ヶ月前との比較で変わったかどうか」です。
食物繊維で体脂肪を減らすメカニズム
【根拠】SEC03の食事8ルールで解説した通り、腹筋を割るためには「タンパク質の確保」と「カロリー管理」を同時に継続することが必要です。しかし仕事・育児・外食が多い方にとって、毎食タンパク質を計算しながら食事を準備することは現実的に難しい場面があります。マッスルデリは管理栄養士監修の高タンパク・低カロリー宅食サービスで、1食あたりタンパク質30〜40gを確保した食事が冷凍で届くため、「食事管理が大変」という継続の壁を解消できます。8週間ロードマップの食事管理を「作る手間なしで実行する」手段として、多忙な30〜60代に特に有効です。
【デメリット】 価格がコンビニ食より高めです。また冷凍宅配のため配送日時の管理が必要です。全食置き換えより「平日の昼食だけ」という使い方が継続しやすく、コスト面でも現実的です。
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よくある質問

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毎日腹筋をすれば早く割れますか?
毎日の腹筋トレーニングは逆効果になる場合があります。腹直筋も48〜72時間の回復期間が必要です。週3〜4回・1回15〜20分のトレーニングを確実にこなすほうが、毎日やる場合より効果的です。
食事制限だけで腹筋は割れますか?
食事制限だけでは体脂肪率を下げることはできても、腹筋の「形」を作ることはできません。腹直筋・腹斜筋が発達していなければ、体脂肪率が下がっても腹部の輪郭は出ません。食事管理70%+筋トレ30%の組み合わせが必要です。
腹筋を割るのに最低何ヶ月かかりますか?
現在の体脂肪率によって異なります。体脂肪率20%台前半(男性)・28%以下(女性)であれば、食事改善+週3回のトレーニングで3〜4ヶ月で腹筋の輪郭が見え始める方が多いです。体脂肪率が30%を超えている場合は6〜12ヶ月の継続が必要です。
腹筋が6本じゃなく4本しかないのは異常ですか?
異常ではありません。腹直筋の区画(腱画)の数は遺伝的に決まっており、4本・6本・8本と個人差があります。4パックであっても、体脂肪率を適切に下げれば明確に割れた腹部になります。本数ではなく引き締まりの質を目指しましょう。
女性でも腹筋は割れますか?
割れます。ただし女性は男性より体脂肪率が高い状態でも健康を維持できるよう設計されており、腹筋が見える体脂肪率の目安は男性より5〜8%高めです(女性:20〜24%、男性:12〜16%)。食事はタンパク質の確保が最優先です。
プロテインは毎日飲まなくてはいけませんか?
毎日飲む必要はありませんが、食事だけでタンパク質1.5〜2.0g/kg(体重60kgなら90〜120g)を確保するのは現実的に難しい面があります。食事でタンパク質が不足する日だけプロテインを補助的に使う、という使い方で十分です。
腹筋トレーニングで腰が痛くなりますが、どうすれば良いですか?
腰痛の多くは腸腰筋の柔軟性不足や、腹筋トレーニング中の腰椎への過剰な負担が原因です。クランチでは腰を完全に床につけた状態から始め、可動域を小さくすることで腰への負担を大幅に減らせます。痛みが続く場合はデッドバグ・プランクなど腰に負担の少ない種目に切り替えましょう。
この記事は、筋トレの本場ロサンゼルスで15年の指導経験を持ち、NABBA 2025 GPF優勝・LA Championship 2位・NESTA-PFT/SFT取得のトレーナーが、筋力トレーニング指導歴18年、指導したクライアントは延べ1,000名超。「腹筋が何年やっても割れない」という相談は現場で最も多く受ける悩みのひとつです。体脂肪率・食事設計・遺伝的要因など、個々の状況を丁寧に確認しながら最短ルートで結果を出すサポートを行っています。詳しくは調布市のパーソナルジムTHE FITNESSをご覧ください。

SEC09 まとめ腹筋を割るために「今日から変えること」

  • 割れない最大の原因は体脂肪率が高いまま腹筋だけを鍛えていること:食事改善なしにトレーニングだけを増やしても、脂肪の下に隠れた腹筋は表面に現れません
  • 目標体脂肪率を設定する:男性13〜15%・女性20〜22%が「見え始める目安」。現在の体脂肪率との差を把握することが本当の出発点
  • 腹筋の形・本数は遺伝で決まる:「見えるかどうか」は努力で変えられる。「何個に見えるか」は遺伝。この違いを理解した上で目標設定をする
  • 食事8ルールの中で最重要は②タンパク質体重×1.6〜2.0g:タンパク質が不足すると筋肉が落ちて基礎代謝が下がり、体脂肪率が下がっても腹筋が見えない体型になる
  • 8週間ロードマップで「焦らず月−1〜2%」を積み上げる:急ぎすぎると停滞期が早く来る。週3回のトレーニング+食事管理を8週間継続することが変化の最低条件
  • 30〜60代は戦略を変えれば必ず結果は出る:「腹筋を割るには歳をとりすぎた」という年代は存在しない。代謝・ホルモン・回復力の変化に合わせた戦略を取ることで、どの年代でも腹部の引き締まりは実現できる
STEP 1:食事の見直しを最優先する。タンパク質を1食あたり25〜30g確保し、揚げ物・菓子・アルコールの摂取頻度を週1〜2回以下に抑える
STEP 2:週3回のトレーニングを8週間継続する。SEC06で紹介した8週間ロードマップに沿って週3回・1回40〜50分のトレーニングを継続
STEP 3:毎月1回、数値と写真で変化を記録する。体重・ウエスト周囲径・体脂肪率・腹部の写真の4点を月1回記録
体づくりに向けた食事の基本設計 タンパク質の種類と選び方 タンパク質の組み合わせ効果を高める食べ方

THE FITNESS|調布市のパーソナルジム

所在地〒182-0022 東京都調布市国領町4-51-6 アムール国領 B1F
最寄り駅京王線 国領駅 徒歩8分
営業時間AM 9:00 ~ PM 23:00(不定休)
電話070-1460-0990
公式サイトhttps://thefitness-personal.jp/
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参考文献

  1. 1Tremblay A, Simoneau JA, Bouchard C. “Impact of exercise intensity on body fatness and skeletal muscle metabolism.” Metabolism. 1994;43(7):814-818. 高強度運動と低強度運動を比較し、高強度運動群で皮下脂肪が有意に減少したことを示した研究。腹部脂肪燃焼と運動強度の根拠として引用。 PMID:8028502
  2. 2Spiegel K, Leproult R, Van Cauter E. “Impact of sleep debt on metabolic and endocrine function.” Lancet. 1999;354(9188):1435-1439. 睡眠不足が代謝・内分泌機能(テストステロン・成長ホルモン・インスリン感受性)に与える影響を示した研究。40代以降の睡眠と筋肉合成の関係の根拠として引用。 PMID:10543671
  3. 3厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」 タンパク質の推奨摂取量・年代別基準値。筋肉合成に必要なタンパク質量の根拠として参照。 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html