目次
効果が出ない原因・正しいやり方10種目・年代別活用ガイド
スロートレーニングの効果と正しいやり方|6秒法の科学・本当に効かない原因と年代別活用ガイド
ロサンゼルス15年+日本3年・計18年指導経験 ・ NABBA 2025 GPF優勝 ・ LA Championship 2位 ・ 調布市パーソナルジム THE FITNESS
1回の動作を約7秒(下げ3秒・静止1秒・上げ3秒)かけてゆっくり行うトレーニング法です。30〜50%1RMという低負荷で、高強度トレーニング(80%1RM)と同等の筋肥大・筋力向上効果が得られます(Tanimoto & Ishii 2006 / PMID:16339347)。関節への衝撃が少なく血圧上昇も抑えられるため、高血圧・関節に不安がある方にも適用できる科学的に裏付けられた方法です。効果が現れるまでの目安は神経適応:2〜4週間、筋肥大:8〜12週間です。
01 SCIENCEスロートレーニング(6秒法)とは?基本と科学的根拠
通常の筋トレとスロートレーニングの違い
スロートレーニング(LST:Low-intensity resistance training with Slow movement and Tonic force generation)は、動作速度を意図的に遅くし、筋肉に持続的な力を発生させ続けるトレーニング法です。東京大学石井直方研究室を中心に科学的に研究されてきました。通常の筋トレは1秒で下げ・1秒で上げる速度で70〜80%1RMを使いますが、スロートレーニングは3秒で下げ・1秒静止・3秒で上げる速度(合計7秒/回)で30〜50%1RMという低重量で行います。
| 比較項目 | 通常の筋トレ | スロートレーニング(6秒法) |
|---|---|---|
| 動作速度(1回) | 約2〜3秒 | 約7秒(下3秒・静止1秒・上3秒) |
| 使用重量 | 70〜80%1RM(高重量) | 30〜50%1RM(低〜中重量) |
| 関節への衝撃 | 大きい(反動あり) | 小さい(反動なし) |
| 血圧の上昇 | 一時的に高くなりやすい | 上昇が抑えられる |
| 筋肉への刺激 | 高重量で筋繊維を直接動員 | 低酸素環境を作り筋繊維を間接的に動員 |
| 筋肥大・筋力向上 | ◎ | ◎(低負荷でも同等の効果) |
科学的根拠:3つの主要研究
【研究①】Tanimoto & Ishii(2006)東京大学
24名の若い健常男性を3群に無作為割り付けし12週間介入。LST(50%1RM×スロー動作)とHN(80%1RM×通常速度)は大腿四頭筋の横断面積・等尺性筋力・等速性筋力が同等に増加。LSTはHNと異なり血圧の大きな上昇が起こらず心血管系への負担が少ないことも確認されています。(PMID:16339347)
【研究②】Watanabe et al.(2014)東京大学
高齢者18名(60〜77歳)対象。30%1RMという非常に低強度でも12週間のLSTが大腿四頭筋横断面積を5.0%増加させ、等尺性・等速性筋力を有意に向上させることを確認。体重の3割程度という低負荷でも適切なスロー動作で筋肥大が起きることを示しています。(PMID:24304680)
【研究③】Wilk et al.(2021)動作テンポと筋力・筋肥大のレビュー
遅いテンポ(エキセントリック中心)が筋力・筋肥大に有利なことを示唆。一方で10秒を超える非常に遅い動作(超スロー)は通常テンポより筋肥大効果が劣るとも示されており、6〜8秒/回のテンポが最適であることが示唆されています。(PMC8310485)
02 EFFECTSスロートレーニングで期待できる効果
筋肥大・筋力向上
低重量でも高強度トレーニングと同等の筋肥大・筋力向上効果(Tanimoto & Ishii 2006)。12週間で確認。
関節への負担が少ない
変形性膝関節症・肩の痛み・腰痛がある方でも継続しやすい。
心血管系への負担が少ない
Tanimoto & Ishii 2006で血圧の大きな上昇が起きないことを確認。高血圧・心血管リスクがある方にも適した方法。
成長ホルモン分泌増加
東京大学の研究でスロートレーニング後の血中成長ホルモン濃度が通常速度より有意に高くなることを確認。
サルコペニア予防
Watanabe et al.(2014)では59〜76歳の高齢者でも筋肥大・筋力向上を確認。加齢による筋肉量低下の予防として推奨。
認知機能の向上
近年の研究ではスロートレーニングが抑制的制御(認知機能の一種)を改善することも確認されている。
03 WHY NO RESULTSスロートレーニングで「効果が出ない」本当の原因と今すぐできるチェック
「スロートレーニングを2ヶ月続けたのに全然変わらない」「スロトレは効果がないのでは?」という声をよく聞きます。スロートレーニングそのものが無効なのではなく、取り組み方に原因があるケースがほとんどです。指導現場で最もよく見られる4つの原因を整理します。
原因①:テンポが崩れている(最多原因)
「6秒のつもりが実際は4秒」になっているケースが非常に多くあります。疲れてくると自然とテンポが速くなり、「スロートレーニングをしているつもりの通常トレーニング」になってしまいます。確認方法はシンプルです。スマートフォンのストップウォッチを使い、1セット10回の所要時間を計測してください。正しいテンポ(7秒/回)なら1セット10回で約70秒になります。60秒を切っていたらテンポが崩れているサインです。
原因②:負荷が軽すぎる or 重すぎる
「低重量でOK」という情報が広まった結果、負荷が軽すぎるケースが増えています。正しい目安は「8〜12回の最後の2〜3回でギリギリ限界を感じる重量」です。10回が余裕で終わる場合は重量を5〜10%上げるか回数を12〜15回に増やしてください。逆に5回以内でテンポが崩れる場合は重量が重すぎます。「テンポを守れる最大重量」が正解です。
原因③:継続期間が短い(8週間未満で評価している)
Watanabe et al.(2014 / PMID:24304680)の研究も12週間の介入で5.0%の筋断面積増加を確認しています。「2ヶ月やって変わらない」は科学的に「まだ筋肥大フェーズに入っていない」可能性が高いです。
| フェーズ | 期間 | 体に起きていること |
|---|---|---|
| 神経適応フェーズ | 2〜4週間 | 筋肉の動員効率が上がる。「効いている実感」が出始める |
| 筋タンパク合成フェーズ | 4〜8週間 | 筋繊維が少しずつ太くなり始める |
| 筋肥大が目に見えるフェーズ | 8〜12週間 | 体組成・見た目の変化が確認できるようになる |
原因④:休息・栄養が足りていない
スロートレーニングはTUT(筋緊張時間)が通常トレーニングの2〜3倍になるため、同じ回数・セット数でも筋肉への蓄積疲労が大きくなります。同じ部位を48時間以内に再び刺激すると回復が追いつかず、かえって筋力が低下します。またトレーニング後30〜60分以内のプロテイン摂取(20〜30g)が推奨されます。
睡眠と筋タンパク合成の関係 ディロードの必要性と回復の科学今日からできるセルフチェックリスト
| チェック項目 | OKの目安 | NGの場合の対処 |
|---|---|---|
| 1セットのTUT(10回) | 65〜80秒 | テンポを意識してストップウォッチで計測し直す |
| 最後の2〜3回の感覚 | かなりきつい | 重量・回数を見直す |
| 継続期間 | 8週間以上 | 8〜12週間まで継続してから評価する |
| 同部位の休息時間 | 48時間以上 | 週のスケジュールを組み直す |
| 筋トレ後のプロテイン | 30〜60分以内に20〜30g | 摂取タイミングを修正する |
スクワット1セット(10回)をストップウォッチで計測する。これだけで自分のテンポが正しいかどうかが一瞬で判断できます。65〜80秒の範囲に入っていれば正しいテンポです。
04 AGE GUIDE年代別・目的別の活用指針——30〜40代と50〜60代で設計が変わる
スロートレーニングは一律に「同じやり方で全員に」という方法ではありません。30代と60代では目的も体の状態も異なるため、年代別に取り組み方を変えることで成果が大きく変わります。
30〜40代:筋肥大・ボディメイク目的での活用
30〜40代の多くは「体型を変えたい」「筋肉をつけながら体脂肪を落としたい」という目的でトレーニングを行っています。この年代では通常の筋トレと組み合わせた使い方が最も効果的です。週3〜4回のトレーニングのうち、週1〜2回をスロートレーニングに充てる設計が推奨されます。また8〜12週間のトレーニングブロックの後に設けるディロード週を「スロートレーニング週」として活用すると、回復しながら刺激を維持できます。
筋トレ初心者の3ヶ月プログラム50〜60代:関節保護・サルコペニア予防目的での活用
50〜60代では「膝・腰・肩が痛くて通常の筋トレが辛い」「サルコペニアを予防したい」という声が多くなります。この年代にはスロートレーニングが特に適しており、週2回でも科学的に十分な効果が確認されています(Watanabe et al. 2014)。高血圧気味の方にはスロートレーニングの血圧上昇抑制効果が特に有益です。膝・腰に痛みがある場合は、グルートブリッジ・バックエクステンション・カーフレイズという「膝・腰への負担が少ない種目」から始め、徐々にスクワット・ランジに移行する順番が安全です。
膝・腰の痛みがある方の筋トレ 高血圧と筋力トレーニングの科学| 年代 | 主な目的 | 推奨頻度 | 優先種目 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 30〜40代 | 筋肥大・ボディメイク | 週1〜2回(通常筋トレと併用) | 全10種目 | テンポを崩さない重量設定を |
| 50〜60代(健康) | 体力維持・サルコペニア予防 | 週2〜3回 | スクワット・プッシュアップ・グルートブリッジ | 48時間休息を確実に |
| 50〜60代(膝・腰痛あり) | 関節保護・筋力維持 | 週2回 | グルートブリッジ・バックエクステンション・カーフレイズから開始 | 痛みが出たら即中止・医師確認 |
| 50〜60代(高血圧) | 血圧管理・体力維持 | 週2〜3回 | 自体重種目中心 | 呼吸を止めない・バルサルバ法は厳禁 |
通常トレーニングとの組み合わせパターン
| ケース | 週の設計例 |
|---|---|
| スロートレーニングのみ(初心者・高齢者) | 月・水・金:スロートレーニング全身(各20〜30分) |
| スロートレーニング+通常筋トレ(中級者) | 月・木:通常筋トレ、水・土:スロートレーニング |
| ディロード週代替(上級者) | 通常ブロック後のディロード週をスロートレーニング週として活用 |
| 週2回しかとれない(多忙・高齢者) | 火・金:スロートレーニング全身(3〜5種目・各3セット) |
05 WHY 6 SECONDSなぜ「6秒」が筋力向上に効果的なのか(筋収縮のメカニズム)
6秒のタイムライン——何がどの瞬間に起きているか
エキセントリック(下降)3秒:筋肉が伸ばされながら力を出す局面。スロー動作で「ブレーキをかけながら下りる」ことで大腿四頭筋・臀筋が継続的に張力を発生させます。通常速度(1秒)の3倍の時間、筋肉が緊張状態を保ちます。
等尺性収縮(静止)1秒:最も負荷がかかるボトムポジションで、モーメントアームが最大となり筋肉への刺激が最も大きい瞬間です。
コンセントリック(上昇)3秒:ゆっくり上昇することで「反動を使えない」状態を作り、筋肉が主体となって動作を遂行します。
TUT(筋緊張時間)の概念
TUT(Time Under Tension:筋肉が緊張している総時間)は筋肥大の重要な刺激要因です。スロートレーニングは1セット10回の総TUTが約70秒になります(7秒×10回)。通常速度(1セット10回のTUT約20〜30秒)と比較すると、スロートレーニングは筋肉への緊張時間が2〜3倍以上になっています。
筋内低酸素環境の形成——速筋線維の動員メカニズム
スロートレーニングでは持続的な筋収縮によって筋肉内の血管が圧迫され、筋内の酸素供給が一時的に低下(低酸素環境)します。低酸素環境では疲弊しやすい遅筋線維(タイプI)に加えて、速筋線維(タイプII)が動員されます。速筋線維は肥大能力が高く、これがスロートレーニングで筋肥大が起きる主要なメカニズムです。
呼吸の合わせ方——血圧コントロールの鍵
スロートレーニングでは呼吸を止めないことが非常に重要です。呼吸を止めると(バルサルバ法)血圧が急激に上昇するリスクがあります。基本的な呼吸法は「エキセントリック(下降)時に鼻から吸い、コンセントリック(上昇)時に口から吐く」です。
06 HOW TO DOスロートレーニングのやり方と週間プログラム
環境別スタートガイド
| 環境 | 推奨スタート種目 | 必要な道具 |
|---|---|---|
| 自宅・道具なし | スクワット・プッシュアップ・グルートブリッジ・バックエクステンション・カーフレイズ | なし |
| 自宅・ダンベルあり | 上記5種目+ダンベルカール・ショルダープレス・トライセプスエクステンション | ダンベル |
| 自宅・チューブあり | 上記+シーテッドロウ | トレーニングチューブ |
| ジム | 全10種目+ケーブルマシン対応種目 | ジム設備 |
10種目の正しいやり方
スロースクワット
- 足を肩幅に開き、つま先をやや外向きにする
- 膝がつま先より前に出ないよう意識する
- 背筋を伸ばしたまま上半身を少し前に倒す
- 下降はお尻を後ろに引くイメージで行う
スロープッシュアップ(腕立て伏せ)
- 肩幅より少し広く手をつき、頭〜かかとを一直線に保つ
- 肘は外に開かず、45度程度の角度を保つ
- 胸が床スレスレまで下ろしてから止める
スローグルートブリッジ
- 仰向けで膝を立て、足を腰幅に開く
- お尻をゆっくり天井に向けて持ち上げ、頂点で1秒キープ
- 腰ではなくお尻の筋肉で持ち上げる意識
スローランジ
- 片脚を大きく前に踏み出し、前脚の膝が90度になるまで下げる
- 後ろ脚の膝が床スレスレまで下がるのが理想
- 上半身は真っすぐ、骨盤が傾かないよう維持する
スローカーフレイズ(かかと上げ)
- 壁に手を添えて立ち、かかとをゆっくり限界まで上げる
- 最高点でふくらはぎが収縮するのを感じながらキープ
スローダンベルカール
- 立った状態で腕を体側に垂らし、肘を固定した状態でゆっくり曲げる
- 反動は一切使わない。肘が前後に動くのはNG
- 重量目安:通常のカールで使う重量の30〜50%程度
スローダンベルショルダープレス
- 座位または立位で、ダンベルを肩の高さに保持してスタート
- ゆっくり真上に押し上げ、ゆっくり下ろす
- 腰を反らさないよう体幹に力を入れる
スローバックエクステンション
- うつ伏せになり両手を頭の後ろか体の横に置く
- 上半身をゆっくり床から持ち上げ、最高点(10〜15cm程度)でキープ
- 首を反らさず、視線は自然な位置を維持
スロートライセプスエクステンション
- 頭の後ろでダンベルを両手で保持し、肘を固定した状態で腕を伸ばす
- 肘が開かないよう内側に締める意識で行う
スローシーテッドロウ(背中)
- チューブや太いゴムバンドを柱・ドアノブに固定し、座位または立位で引く
- 肩甲骨を寄せながら肘を後ろに引く。背中が丸まらないよう注意
- 腕ではなく背中の筋肉で引く意識を持つ
週3回・4週間プログラム
以下のプログラムは週3回(例:月・水・金)で実施します。同じ部位は最低48時間空けてください。
トレーニング間隔の最適化ガイドWeek 1〜2:基礎フォーム習得フェーズ(全身×週3回)
- スロースクワット:3セット×8回(各7秒) 休憩90秒
- スロープッシュアップ:3セット×8回(各7秒) 休憩90秒
- スローグルートブリッジ:3セット×10回(各7秒) 休憩60秒
- スローバックエクステンション:3セット×10回(各7秒) 休憩60秒
- スローカーフレイズ:3セット×10回(各7秒) 休憩60秒
合計:約20分。まず6秒テンポをキープすることを最優先に。
Week 3〜4:強度アップフェーズ(全身+腕・肩を追加)
- スロースクワット:4セット×10回(各7秒) 休憩90秒
- スロープッシュアップ:4セット×10回(各7秒) 休憩90秒
- スローランジ:3セット×8回(各脚・各7秒) 休憩90秒
- スローダンベルカール:3セット×10回(各7秒) 休憩60秒
- スローシーテッドロウ:3セット×10回(各7秒) 休憩60秒
- スローカーフレイズ:3セット×12回(各7秒) 休憩60秒
合計:約30分。テンポが守れなくなったら、重量を下げてください(テンポが最重要)。
スロートレーニングのフォームと負荷設定をパーソナルトレーナーに指導してもらう
調布・府中・狛江・三鷹からアクセス便利 | 遺伝子検査×科学的プログラム
07 COMBINATIONスロートレーニングとの組み合わせで効果を高める方法
組み合わせ①:スロートレーニング × ストレッチ
スロートレーニングの前後には適切なストレッチが必要です。運動前:動的ストレッチ(5〜10分)で筋温を上げ、神経系を活性化してからスロートレーニングに入ります。運動後:静的ストレッチ(10〜15分)で筋肉の緊張を解き、乳酸を排出します。スロートレーニングはTUTが長い分、クールダウンのストレッチが特に重要です。
ストレッチとダイエット・脂肪燃焼組み合わせ②:スロートレーニング × 食事・プロテイン摂取
スロートレーニングで筋肥大の効果を最大化するには、トレーニング後30〜60分以内にプロテイン(20〜30g)を摂取することが推奨されます。スロートレーニングは通常速度よりも成長ホルモンの分泌が多く、このタイミングに栄養を補給することで筋タンパク合成が促進されます。
組み合わせ③:スロートレーニング × ディロード(休養週)
スロートレーニングを8〜12週間続けた後は、1〜2週間のディロード(意図的な負荷軽減期間)を設けることを推奨します。スロートレーニングはTUTが長く中枢神経への累積疲労が蓄積しやすいため、適切な休養が長期的な継続と成果に不可欠です。
08 ABOUT GYMTHE FITNESS|調布市のパーソナルジム
THE FITNESSでは、スロートレーニングを含む科学的なプログラム設計・フォーム指導を提供しています。「スロートレーニングのフォームが合っているか確認したい」「膝が痛くて普通のスクワットができない」「調布・府中・狛江・三鷹から通えるパーソナルジムを探している」という方のご相談を毎日受け付けています。
| 店舗名 | THE FITNESS(ザ・フィットネス) |
|---|---|
| 住所 | 東京都調布市国領町4-51-6 アムール国領 B1F |
| 最寄り駅 | 京王線 国領駅 徒歩8分 |
| 電話 | 070-1460-0990 |
| 営業時間 | 09:00〜23:00(年中無休) |
| 対応エリア | 調布市・府中市・狛江市・三鷹市・世田谷区・稲城市 |
| 資格・実績 | NESTA-PFT / SFT|NABBA GPF 2025 優勝・LA Championship 2位|計18年指導経験 |
| 公式サイト | https://thefitness-personal.jp/ |
| @thefitness.chofu | |
| 初回体験予約 | 無料体験を予約する → |
08 FIELD NOTESTHE FITNESSトレーナーが現場で感じる「スロートレーニングの誤解と正解」
調布市のTHE FITNESSでロサンゼルス(15年)と日本(3年)、計18年のパーソナルトレーニング指導経験から、スロートレーニングについてよくある誤解を整理します。
「スロートレーニングを試したけど効果がなかった」という方を現場で見ていると、ほぼ全員がテンポを守れていません。「ゆっくりやっているつもり」でも計測すると4〜5秒になっているケースがほとんどです。まずストップウォッチで1セットを計測し、テンポを確認してください。それだけで多くの方の「効果が出ない問題」は解決します。
フォームが崩れたままスロー動作をしても、筋肉への刺激は得られず関節への負担だけが増します。膝が内側に入ったスロースクワット・腰が反ったスロープッシュアップは逆効果です。フォームを正確に習得してからテンポを落とすという順番が正しいです。
競技者・パワー系スポーツ選手にとっては爆発的な力発揮は高重量トレーニングでしか鍛えられないため、スロートレーニングだけでは不十分です。一般的な健康維持・ボディメイク・サルコペニア予防を目的とする30〜60代の方であれば、スロートレーニングだけで十分な成果が得られます。
【月2回更新・第1土曜と第3土曜】理想の体と健康を最短で手に入れる実践ノウハウをお届けする月額限定マガジンです。900記事以上の執筆実績とデータに基づき、ネットの一般論では成果が出なかった方へ「今日からマネできる具体的な食事・筋トレプラン」を配信。
よくある質問(FAQ)5選
この記事は、筋トレの本場ロサンゼルスで15年の指導経験を持ち、日本での指導を合わせて18年・NABBA 2025 GPF優勝・LA Championship 2位・NESTA-PFT/SFT取得のトレーナーが、調布市のパーソナルジムTHE FITNESSで執筆しています。
スロートレーニングをパーソナルトレーナーと
科学的に実施する
遺伝子検査×NESTA認定トレーナーが
あなたの体質・年齢・目標に合わせたスロートレーニングの取り組み方を設計します。
調布・府中・狛江・三鷹の方のご相談を毎日受け付けています。
まとめ:スロートレーニングで成果を出す——今日からのステップ
スロートレーニングは「ゆっくり動かす」というシンプルな方法で、関節への負担を最小限に抑えながら高重量トレーニングと同等の筋肥大・筋力向上を実現できる科学的に裏付けられたトレーニング法です。効果が出ない場合は方法が間違っているのではなく、テンポ・負荷・継続期間・回復のいずれかに見直しポイントがあります。
今日からできるアクションステップ
| ステップ | 具体的行動 | タイミング |
|---|---|---|
| Step 1 | スマホのストップウォッチを使い、スクワット1セット(10回)のTUTを計測する(65〜80秒かチェック) | 今日 |
| Step 2 | 自体重3種目(スクワット・プッシュアップ・グルートブリッジ)を7秒/回のテンポで試す | 今日 |
| Step 3 | 週2〜3回・同部位48時間以上空けのスケジュールをカレンダーに書き込む | 今週中 |
| Step 4 | トレーニング後30〜60分以内にプロテイン20〜30gを摂取する習慣を作る | 今週中 |
| Step 5 | 8週間後に体重・体組成・スクワット回数を記録して比較する | 8週間後 |
年代別・今日からやること:30〜40代は、まず週3回のトレーニングのうち1日をスロートレーニングに置き換えてください。50〜60代は、スクワット・グルートブリッジ・カーフレイズの3種目を週2回から始めてください。週2回×12週間の継続だけで、Watanabe et al.(2014)の研究水準に相当する筋肥大効果が期待できます。
THE FITNESS 調布の口コミ・体験談関連記事
📚 参考文献・科学的根拠
-
1
Tanimoto M, Ishii N. “Effects of low-intensity resistance exercise with slow movement and tonic force generation on muscular function in young men.” J Appl Physiol. 2006;100(4):1150-7. doi:10.1152/japplphysiol.00741.2005. 24名の若い健常男性対象:LST(50%1RM×スロー動作)がHN(80%1RM×通常速度)と同等の筋肥大・筋力向上効果を発揮し、血圧も大きく上昇しないことを確認した基礎研究。本記事SEC01・SEC02の根拠として引用。
PMID:16339347 -
2
Watanabe Y, Tanimoto M, Oba N, Sanada K, Miyachi M, Ishii N. “Effect of very low-intensity resistance training with slow movement on muscle size and strength in healthy older adults.” Clin Physiol Funct Imag. 2014;34(6):463-70. doi:10.1111/cpf.12117. 高齢者18名(60〜77歳)対象:30%1RMという非常に低強度でも12週間のLSTが大腿四頭筋横断面積を5.0%増加させ等尺性・等速性筋力を有意に向上させることを確認。本記事全体(SEC01・SEC03・SEC04・FAQ・まとめ)の主要根拠として引用。
PMID:24304680 -
3
Wilk M, Golas A, Stastny P, Nawrocka M, Krzysztofik M, Zajac A. “The Influence of Movement Tempo During Resistance Training on Muscular Strength and Hypertrophy Responses: A Review.” Sports Med. 2021;51(8):1629-1650. doi:10.1007/s40279-021-01540-4. 動作テンポが筋力・筋肥大に与える影響をまとめたレビュー。遅いテンポ(エキセントリック中心)が筋力・筋肥大に有利なこと、10秒超の超スローは通常テンポより効果が劣ること、6〜8秒/回が最適テンポであることを示唆。本記事SEC01・SEC05の根拠として引用。
PMC8310485
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