目次
プランク・バードドッグ・パロフプレスまで
道具不要の10種目で体幹を根本から変える
コアトレーニングメニュー10選|初心者向け正しいフォームと週3回プログラム
LA 17年指導 ・ NABBA GPF 2025 優勝 ・ 調布市 THE FITNESS 代表
コアトレーニングは、姿勢改善・腰痛予防・スポーツパフォーマンス向上など多くの効果が科学的に確認されています。Martínez-Calderon et al.(2021)の系統的レビューでは、コアスタビリティエクササイズが慢性非特異的腰痛の疼痛と機能障害の改善に有効であることが示されています。この記事では初心者でも取り組めるコアトレーニングメニュー10種目を、正しいフォームとよくあるNG例を含めて解説し、今日からすぐに実践できる週3回プログラムを提供します。
01 WHAT IS CORE TRAININGコアトレーニング(体幹トレーニング)とは?
一般的な腹筋運動との違い
「コアトレーニング」と「腹筋運動(シットアップ・クランチ)」は目的が異なります。一般的な腹筋運動は腹直筋(シックスパック)などの表層筋(アウターマッスル)の筋力・見た目を改善します。コアトレーニングは体の「芯(コア)」である深層の安定筋(インナーマッスル)を活性化・強化することで脊椎の安定性・姿勢・バランス・スポーツパフォーマンスを改善することを主目的とします。コアトレーニングは体幹トレーニングとほぼ同義で使われています。
- 腹横筋(ふくおうきん):コルセット状に脊椎を360度サポート
- 多裂筋(たれつきん):椎間板への負荷を軽減・腰椎を安定化
- 横隔膜(おうかくまく):呼吸と体幹内圧を制御
- 骨盤底筋群:骨盤・内臓の位置を保持
- 腹直筋:体を前に曲げる(シットアップ等)
- 内外腹斜筋:体の回旋・側屈
- 脊柱起立筋:体を後ろに反る・起こす
- 臀筋群:股関節の伸展・外転
コアトレーニングで深層筋を先に活性化することで、その後の一般的な筋力トレーニングも安全・効率的に行えます。まず「体の芯を作る」→「それを土台に外側の筋肉を鍛える」という順序が理想です。体を引き締めながらコアを強化する方法については筋肉をつけながら体を引き締めたい方のリーンバルク完全ガイドも参考にしてください。
02 EFFECTSコアトレーニングで期待できる効果
腰痛の予防と改善
深層筋強化で脊椎への剪断力を軽減。慢性腰痛患者への有効性がシステマティックレビューで確認されています。
姿勢改善
腹横筋と多裂筋が骨盤・腰椎を安定させ、猫背・反り腰などの姿勢問題を根本から改善します。
運動パフォーマンス向上
上半身と下半身の「架け橋」となる体幹が安定することで、すべての競技パフォーマンスが向上します。
バランス・転倒予防
固有受容感覚が向上し、不安定な状況での体の制御力が高まります。特に40〜60代に重要です。
基礎代謝の向上
大筋群(臀筋・体幹)の活性化により姿勢が改善。日常動作での消費カロリーが増加します。
自信とメンタルヘルス
姿勢改善による自信向上・慢性疼痛の軽減がメンタルヘルスにも好影響を与えます。
Vera-Garcia et al.(2019)のEMG研究では、プランクが腹直筋・外腹斜筋を効果的に活性化することが腰痛患者においても確認されています。コアトレーニングによる過度な負荷を防ぐため適切な休養も重要です——オーバートレーニングを防ぐディロードの重要性も参照してください。
03 MENU 10初心者向けコアトレーニングメニュー10選
科学的に効果が証明された10種目を難易度順に紹介します。各種目に難易度(★1〜3)・対象筋・フォームチェックポイント・初心者がやりがちなNG例を記載しています。さらに詳しい科学的根拠については科学的に効果が証明された運動10選も参考にしてください。
プランク(フロントプランク)
- 肘を肩の真下に置き、前腕で体を支える
- 頭〜かかとを一直線に保つ
- お腹を軽く引き込んで(ドローイン)腹横筋を意識
- 呼吸を止めずに鼻から吸って口から吐く
サイドプランク
- 肘の真上に肩が来るように側臥位を作る
- 骨盤が下がらないよう腹斜筋で支える
- 体が前後に傾かないよう真横を向く
バードドッグ
四つ這いから対角線の手足(右手・左足)をゆっくり水平に伸ばして3〜5秒保持し、元に戻す。Cobb et al.(2022)の系統的レビューでもバードドッグは腰痛患者のコアスタビリティ第一フェーズとして推奨されています。
- 伸ばした手足は床と水平に保つ(高く上げすぎない)
- 骨盤が回旋・傾かないよう体幹でしっかり安定
- 1回3〜5秒保持×10回×2セット
デッドバグ
仰向けになり両腕を天井に向け、両膝を90度に曲げて浮かせる。対角線の腕と脚をゆっくり床スレスレに伸ばしながら、腰が床から離れないようにする。腰を床に押しつける意識が「腹横筋の等尺性収縮」の練習になります。
- 腰が床から浮かないことが絶対条件
- 呼吸を続けながらゆっくり動かす(5秒かけて伸ばす)
- 慣れたら8〜10回×3セット
グルートブリッジ(ヒップリフト)
仰向けで膝を立て、お尻を天井に向けてゆっくり持ち上げる。骨盤・腰椎を一体として動かし、頂点で2〜3秒保持してお尻に力が入っていることを確認します。臀筋の強化はコアの安定性を高める最重要補助種目です。スクワット時の腰への負担軽減についてはスクワット時の腰への負担を減らすモビリティ改善も参照ください。
- 頂点で頭・肩・膝が一直線になるイメージ
- 腰ではなく臀筋で持ち上げる意識
- 12〜15回×3セット
クランチ(腹直筋の基礎)
仰向けで膝を立て、手を耳の後ろに添え、肩甲骨が床から離れる程度まで体を丸める。シットアップとの違いは「小さく」曲げることで腰への負担が少ない点です。Vera-Garcia et al.(2019)のEMG研究ではクランチ(カールアップ)が腹直筋を効果的に活性化することが確認されています。
- 首を引っ張らず、視線を斜め45度前に固定
- 腰を床に押しつけたまま胸を丸める
- 15〜20回×3セット
レッグレイズ(レッグリフト)
仰向けで両脚をまっすぐ伸ばし、ゆっくり90度まで上げてゆっくり下ろす。腰が反りやすいため、腰を床から離さないことが最重要です。初心者は膝を軽く曲げて始めると負荷を調整できます。
- 腰を床に押しつけ続ける(腰が浮いたら即ストップ)
- 下げる際は床スレスレで止める
- 10〜15回×3セット
スーパーマン
うつ伏せになって両腕を前に伸ばし、腕と脚を同時に床から持ち上げて3〜5秒保持。多くのコアトレーニングが腹側を鍛えるのに対し、スーパーマンは背面のコアを鍛える数少ない種目です。前後バランスの観点から必ず取り入れてください。
- 首を反らさず頭は自然な位置を保つ
- 上げる高さは10〜15cm程度(過度に反らない)
- 10〜12回×3セット
パロフプレス(バロフプレス)
パロフプレス(Pallof Press)は「バロフプレス」とも検索されるアンチローテーション(反回旋)コアトレーニングの代表種目です。チューブまたはケーブルをチェストハイにセットし、横向きに立って両手で胸前に保持→腕をまっすぐ前に伸ばして3〜5秒保持→戻す。チューブが体を横に引こうとする回旋力に、腹斜筋・腹横筋が抵抗します。Sports Physical Therapy(2023)の包括的レビューでもパロフプレスはコアスタビリティの「安定化フェーズ」での推奨種目として位置付けられています。
- 肩幅に足を開き膝をわずかに曲げて立つ
- 腕を伸ばした状態で体が回旋・傾かないよう体幹を固定
- 10回×3セット(左右それぞれ)
アブホイール(ロールアウト)
膝立ちの状態でアブローラーを転がして体を前方に伸ばし、腰が反らないよう体幹で支えて元に戻す。①〜⑧の種目で十分な体幹基礎を作った後に取り入れてください。「ニーロールアウト(膝つき)」から始め、慣れたらタックロールアウト→フルエクステンションへ段階的に進みます。
- 腰が反らないよう体幹を固定したまま転がす
- 伸びた状態で一瞬止める(体幹への負荷を最大化)
- 8〜10回×3セット
コアの安定性と下半身の力は連動しています。スクワット・四股・ランジの下半身トレーニング比較と組み合わせると体幹安定性が飛躍的に向上します。
正しいコアトレーニングフォームをプロに直接指導してもらう調布・府中・狛江・三鷹からアクセス便利 | 遺伝子検査×科学的プログラム
初回無料体験で相談する →04 PROGRAM週3回から始めるコアトレーニングプログラム
週3回・4週間プログラムの概要
Week1〜Week4の段階的なプログラムです。1回のトレーニング時間:約15〜20分。週3回(例:月・水・金)で実施し、連続した2日以上の休息を挟まないように計画します。コンディション管理については試合・大会前のコンディショニング(ピーキング)についても参考にしてください。
Week 1基礎フォームの習得フェーズ
| 種目 | セット数 | 回数/時間 | インターバル |
|---|---|---|---|
| プランク | 2セット | 20秒 | 60秒 |
| バードドッグ | 2セット | 各8回 | 60秒 |
| グルートブリッジ | 2セット | 10回 | 60秒 |
| クランチ | 2セット | 12回 | 60秒 |
| スーパーマン | 2セット | 8回 | 60秒 |
Week 2安定性向上フェーズ
| 種目 | セット数 | 回数/時間 | インターバル |
|---|---|---|---|
| プランク | 3セット | 30秒 | 60秒 |
| サイドプランク | 2セット | 20秒(左右) | 60秒 |
| デッドバグ | 2セット | 各8回 | 60秒 |
| バードドッグ | 3セット | 各10回 | 60秒 |
| グルートブリッジ | 3セット | 12回 | 60秒 |
Week 3強度アップフェーズ
| 種目 | セット数 | 回数/時間 | インターバル |
|---|---|---|---|
| プランク | 3セット | 45秒 | 60秒 |
| サイドプランク | 3セット | 30秒(左右) | 60秒 |
| デッドバグ | 3セット | 各10回 | 60秒 |
| レッグレイズ | 3セット | 10回 | 60秒 |
| パロフプレス | 3セット | 10回(左右) | 60秒 |
Week 4統合・確認フェーズ
| 種目 | セット数 | 回数/時間 | インターバル |
|---|---|---|---|
| プランク | 3セット | 60秒 | 60秒 |
| サイドプランク | 3セット | 40秒(左右) | 60秒 |
| バードドッグ | 3セット | 各12回 | 60秒 |
| パロフプレス | 3セット | 12回(左右) | 60秒 |
| アブホイール | 3セット | 8〜10回 | 90秒 |
トレーニング後のナッツなどの栄養補給についてはトレーニング効率を上げるナッツの選び方もご参照ください。
05 ABOUT GYMTHE FITNESS|調布市のパーソナルジム
THE FITNESSでは遺伝子検査をもとにした個別コアトレーニングプログラムを提供しています。「正しいフォームが独学では身につかない」「腰痛があってどの種目から始めるべきか迷っている」「府中・狛江・三鷹から通いやすいパーソナルジムを探している」という方のご相談を毎日受け付けています。
| 店舗名 | THE FITNESS(ザ・フィットネス) |
|---|---|
| 住所 | 東京都調布市国領町4-51-6 アムール国領 B1F |
| 電話 | 070-1460-0990 |
| 営業時間 | 09:00〜23:00(年中無休) |
| 対応エリア | 調布市・府中市・狛江市・三鷹市・世田谷区・稲城市 |
| 資格・実績 | NESTA-PFT / SFT|NABBA GPF 2025 優勝|LA指導歴17年 |
| 公式サイト | https://thefitness-personal.jp/ |
| @thefitness.chofu | |
| 初回体験予約 | 無料体験を予約する → |
06 PERSONAL調布・府中でパーソナルコアトレーニング指導を受けたい方へ
「体幹トレーニング パーソナル」「府中 体幹トレーニング」で探している方へ
THE FITNESSでのコアトレーニング指導の特徴は3点あります。①遺伝子検査×個別プログラム設計:腱の強さ・筋肉繊維タイプ・怪我リスクなど遺伝的特性を考慮した最適なコアトレーニングプログラムを提供。②フォームチェック徹底:独学で習得困難なプランクの正しい体軸・パロフプレスの脊椎中立位を、専門トレーナーが直接指導・修正します。③腰痛・姿勢の悩みへの対応:既存の腰痛・猫背・骨盤の傾きがある方は、最初に問題の根本を特定してから安全なコアトレーニングプログラムを設計します。調布・府中・狛江・三鷹・世田谷・稲城からのアクセスが便利です。科学的に魅力的な体型の作り方については科学的に魅力的な体型の作り方もご参照ください。
まとめ:コアトレーニング成功の3原則
原則①:フォームを量より優先——10回完璧なフォームで行う方が、30回のNG姿勢よりはるかに効果的です。特にプランク・バードドッグ・デッドバグは「フォームの確認→保持時間を延ばす」順序が重要です。
原則②:週3回・週4週間を最初の目標に——コアの深層筋は毎日トレーニングしても疲労回復が追いつかないことがあります。週3回(翌日休養あり)・1回15〜20分から始め、4週間で全10種目を習得することを目標にしてください。
原則③:前面と後面のバランスを保つ——プランク系(前面)ばかりでなく、スーパーマン・バードドッグ(後面)を必ず組み合わせることで腰痛予防と姿勢改善の効果が最大化します。HYROXなどの機能的体力については機能的体力を鍛えるHYROXトレーニングもご覧ください。
よくある質問(FAQ)5選
コアトレーニングをパーソナルトレーナーと
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個別コアトレーニングプログラムを設計します。
調布・府中・狛江・三鷹の方のご相談を毎日受け付けています。
関連記事
📚 参考文献・科学的根拠
- 1Frizziero A, et al. “Efficacy of Core Stability in Non-Specific Chronic Low Back Pain.” J Funct Morphol Kinesiol, 2021;6(2):37. コアスタビリティエクササイズが慢性非特異的腰痛(cLBP)の疼痛・機能障害・QOL・筋肉厚さを改善することを確認した系統的レビュー。 https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8167732/
- 2Smrcina Z, et al. “A Systematic Review of the Effectiveness of Core Stability Exercises in Patients with Non-Specific Low Back Pain.” Int J Sports Phys Ther, 2022;17(5):766–774. コア安定化エクササイズ(バードドッグ・プランク等)の非特異的腰痛への有効性:複数のRCTを統合した系統的レビュー。 https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9340836/
- 3Calatayud J, et al. “Tolerability and Muscle Activity of Core Muscle Exercises in Chronic Low-back Pain.” Int J Environ Res Public Health, 2019;20;16(19):3509. 腰痛患者における9種のコアエクササイズの耐容性とEMG筋活動を比較:プランクが腹直筋・外腹斜筋を最も効果的に活性化することを確認。 https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6801665/
- 4Lupowitz LG, et al. “Comprehensive Approach to Core Training in Sports Physical Therapy: Optimizing Performance and Minimizing Injuries.” Int J Sports Phys Ther, 2023;18(4):800–806. スポーツ理学療法における段階的コアトレーニングの包括的アプローチ:パロフプレスを含む「安定化フェーズ」の推奨種目・実施方法を詳述。 https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10399110/
- 5Wang XQ, et al. “A Meta-Analysis of Core Stability Exercise versus General Exercise for Chronic Low Back Pain.” PLoS ONE, 2012;7(12):e52082. コアスタビリティエクササイズ対一般運動の慢性腰痛への効果:16研究を統合したメタ分析。コア安定化が疼痛・機能改善に有意に優れることを短期的に確認。 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23284879/
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