筋トレでテストステロンは上がる?|40〜50代男性に効果的な種目・強度・頻度を3つのPubMed研究で解説

筋トレでテストステロンは上がる?
筋トレでテストステロンは上がる?|40〜50代男性に効果的な種目・強度・頻度を3つのPubMed研究で解説

Testosterone × Strength Training — Evidence-Based Guide for 40s & 50s Men

筋トレでテストステロンは上がる?
40〜50代男性に効果的な種目・強度・頻度を
3つのPubMed研究で解説

📅 2025年7月1日 🔄 2026年4月更新 ✍️ Yukkey(NESTA-PFT/SFT) ⏱ 約11分
PubMed研究3本による科学的根拠 大筋群複合種目×高重量×短インターバル 亜鉛・ビタミンD・良質脂質の栄養戦略 40〜50代特有のホルモン低下に対応
この記事でわかること

「40代以降、疲れが取れない・気力が出ない・体型が変わってきた」——その原因のひとつがテストステロンの低下です。筋トレはテストステロンを増やす最も科学的根拠がある方法のひとつ。種目・重量・インターバルの設定次第で分泌量に大きな差が出ます。代謝低下との関連は→ こちら

年1〜2%
30代以降の
テストステロン低下率
70〜85%
テストステロン上昇に
効果的な1RMの強度
60〜90秒
分泌を最大化する
最適インターバル
3本
この記事で引用する
PubMed研究数
01 / テストステロン低下が引き起こす5つの変化

Signs of Low Testosteroneテストステロンが低下すると何が起きるか|40〜50代男性に多い5つの変化

テストステロンは30代をピークに年約1〜2%ずつ低下します(加齢性男性性腺機能低下症)。以下の変化が複数当てはまる場合、テストステロンの低下が一因の可能性があります。代謝全般への影響は→ こちら

変化①
疲れやすさ・気力の低下

以前と同じ仕事量・運動量でも疲弊する。「やる気が出ない」という感覚が続く。

変化②
筋肉量の減少・腹部脂肪の増加

筋肉が落ちてお腹周りに脂肪がつきやすくなる。体型変化が加速する。

変化③
集中力・記憶力の低下

仕事の効率が落ちた・物忘れが増えた・集中力が続かない。

変化④
気分の不安定・イライラ感

以前より気分が落ち込みやすい・些細なことでイライラする傾向が増す。

変化⑤
骨密度・心血管機能の低下

テストステロンは骨密度維持・心血管機能にも関与。長期的な低下は骨粗しょう症・心疾患リスクとの関連が研究で示されています。

重要:上記症状は他の原因(睡眠不足・栄養不足・ストレス等)でも起きます。テストステロン欠乏が疑われる場合は内分泌科・泌尿器科での血液検査を推奨します。本記事のアドバイスは医療的治療の代替ではありません。
02 / PubMed研究が示す3つのメカニズム

3 Research StudiesPubMed研究が示す:筋トレでテストステロンが上昇するメカニズム

研究① ACUTE RESPONSE 大筋群×高重量×短インターバルがテストステロンを急性上昇させる(Kraemer et al. 1990)
研究データ:スクワット・ベンチプレス等の大筋群を使う複合種目を高重量(1RMの70〜85%)・3〜5セット・60〜90秒の短インターバルで行うことで、トレーニング後に有意なテストステロンの急性上昇が報告されています(Kraemer WJ et al. 1990)。
「種目の選択」「重量設定」「インターバル時間」の3要素がすべて揃ったときに最大のテストステロン分泌促進効果が得られます。軽重量・長インターバルのトレーニングでは同様の効果が得られないことも示されています。
研究② TRAINING VOLUME 高ボリュームトレーニングが成長ホルモン・テストステロンの双方を促進(Kraemer et al. 1992)
研究データ:週複数回の高ボリューム筋トレ(多種目×多セット)プログラムが成長ホルモンとテストステロンの双方を持続的に促進することが示されています。テストステロンと成長ホルモンは相互作用して筋肉合成・脂肪燃焼を相乗的に高めます。
「1種目だけを毎日やる」より「複数の大筋群種目を組み合わせた週2〜3回のプログラム」の方がホルモン環境への影響が大きいことを示しています。50代向けプログラムの詳細は→ こちら
研究③ AGING RESPONSE 40〜50代以上でも継続的な筋トレがホルモン環境と体組成を改善する(Kraemer et al. 1999)
研究データ:30歳と62歳の男性を対象に10週間の筋トレプログラムを実施したところ、高齢群でも筋力・筋断面積が有意に増加し、テストステロンを含むホルモン環境の改善が確認されました(Kraemer WJ et al. 1999)。ホルモン反応パターンは若年群と異なりますが、高齢群でも確実に適応が起きることが示されています。
40〜50代での筋トレ開始は「遅すぎる」ことはありません。継続によってホルモン環境が改善し、体型・体力・気力の変化が現れることが研究で確認されています。
03 / テストステロン分泌を高める筋トレプログラム

Training Programテストステロン分泌を高める筋トレプログラム|種目・重量・インターバルの設計

💪 テストステロン最大化のための週間プログラム(週2〜3回)
種目セット×回数強度目安テストステロン促進ポイント
スクワット4セット×8〜12回1RMの70〜80%大腿四頭筋・臀筋・ハムストリングの大筋群を最大動員
デッドリフト(or ルーマニアンDL)3セット×6〜8回1RMの75〜85%全身の最大筋肉量を使う複合種目。テストステロン促進効果が高い
バーベルベンチプレス(or ダンベルプレス)4セット×8〜12回1RMの70〜80%大胸筋・三角筋・三頭筋を同時に動員
ベントオーバーロウ(or チンニング)3セット×8〜12回1RMの70〜80%広背筋・僧帽筋の大筋群を使う複合種目
インターバルとプログレッシブオーバーロードの原則:
各セット間のインターバルは60〜90秒(テストステロン促進に最適)。ただし関節・心血管に問題がある方は90〜120秒に延ばしてください。

漸進的過負荷(Progressive Overload):毎回同じ重量・回数では筋肉とホルモン反応が適応して停滞します。2〜4週間ごとに重量を2.5〜5kg増やすか、セット数・回数を増やす「漸進」が重要です。

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04 / テストステロンを下げる習慣と上げる習慣

Habits40〜50代男性がテストステロンを下げる習慣と今日から変えられること

✗ テストステロンを下げるNG習慣
  • 慢性的な睡眠不足(6時間以下)——成長ホルモン・テストステロン両方が低下
  • 過度なカロリー制限・極端な低脂質食——テストステロン原料(コレステロール)が不足
  • 慢性的な高ストレス——コルチゾール増加がテストステロン分泌を抑制
  • 過度なアルコール摂取——肝臓でのテストステロン代謝が亢進
  • 長時間の有酸素運動のみ——コルチゾール増加でテストステロンが相対的に低下
  • 運動不足・座りっぱなし——テストステロン分泌の刺激がゼロ
✓ テストステロンを上げるOK習慣
  • 週2〜3回の大筋群複合種目(スクワット・デッドリフト)
  • 7〜8時間の良質な睡眠確保——成長ホルモン×テストステロンの相乗効果
  • 亜鉛・ビタミンD・良質脂質の確保(下記栄養戦略参照)
  • ストレス管理——軽い有酸素運動・睡眠・瞑想でコルチゾールを適正化
  • 高タンパク質食(体重×1.6〜2.0g/日)——筋肉合成×テストステロンの相互作用
  • 適正体重の維持——内臓脂肪はテストステロンを女性ホルモンに変換する酵素を増加させる
05 / テストステロンを支える栄養戦略

Nutrition Strategyテストステロンを支える栄養戦略|亜鉛・ビタミンD・タンパク質の摂取量と食材例

亜鉛:10〜12mg/日
🦪 亜鉛——テストステロン合成に不可欠

亜鉛欠乏がテストステロン低下と関連することが研究で示されています。牡蠣(最高含有量)・牛赤身肉・豚レバー・カボチャの種・チーズで確保。

ビタミンD:1500〜2000IU/日
☀️ ビタミンD——テストステロン産生との相関

ビタミンDレベルとテストステロン濃度の正の相関が報告されています。鮭・卵黄・きのこ(干し)・日光浴(30分/日)で補給。不足の方はサプリ補助も有効。

良質脂質:総カロリーの20〜35%
🥑 良質脂質——ホルモン合成の原料

テストステロンはコレステロールから合成されます。極端な低脂質食が禁物。オリーブオイル・アボカド・ナッツ・青魚(オメガ3)で良質脂質を確保。食事全体の設計は→ こちら

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よくある質問(FAQ)——筋トレとテストステロン Q&A

筋トレでテストステロンは本当に上がりますか?
研究で上昇が示されています。大筋群の複合種目(スクワット・デッドリフト等)を高重量(1RMの70〜85%)・短インターバル(60〜90秒)で行うことでテストステロンの急性上昇が報告されています。
テストステロンを上げるのに最も効果的な種目は?
スクワット・デッドリフト・バーベルベンチプレスの3種目が最も研究実績があります。体の大きな筋肉群を動員する複合種目が特に効果的です。単関節種目(アームカール等)より多関節複合種目の方が優れています。50代向けの詳細プログラムは→ こちら
40代・50代でもテストステロンは上げられますか?
上げることができます。継続的な筋トレ・十分な睡眠・亜鉛・ビタミンDの確保によって分泌促進が期待できます。代謝低下との関連は→ こちら
テストステロンを上げる食事はありますか?
亜鉛(牡蠣・牛肉・豚レバー)・ビタミンD(鮭・卵黄)・良質脂質(アボカド・ナッツ・オリーブオイル)がテストステロン産生をサポートします。過度な低脂質食は原料不足を招くため避けてください。
テストステロンが低いとどのような症状が出ますか?
疲れやすさ・筋肉量減少・気力低下・集中力低下・気分不安定が主な変化です。ただしこれらは他の原因でも起きます。テストステロン欠乏が疑われる場合は内分泌科・泌尿器科での血液検査を推奨します。
関連ガイド

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まとめ——筋トレでテストステロンを上げる科学的アプローチ

  • テストステロンは30代以降年1〜2%低下——疲れやすさ・気力低下・筋肉減少の主原因のひとつ
  • 研究①:大筋群複合種目×1RMの70〜85%×60〜90秒インターバルで急性テストステロン上昇
  • 研究②:高ボリュームプログラムが成長ホルモン×テストステロンの双方を促進
  • 研究③:40〜50代でも継続的な筋トレがテストステロン低下の緩和と体組成改善に貢献
  • プログラム:スクワット・デッドリフト・ベンチプレス・ベントオーバーロウの4種目×週2〜3回
  • NG習慣:睡眠不足・低脂質食・過度なストレス・長時間有酸素のみ
  • 栄養:亜鉛(10〜12mg/日)・ビタミンD(1500〜2000IU)・良質脂質(エネルギーの20〜35%)

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参考文献

  1. 1Kraemer WJ, et al. “Hormonal and growth factor responses to heavy resistance exercise protocols.” J Appl Physiol. 1990;69(4):1442-50. 大筋群複合種目×高重量×短インターバルのプロトコルがテストステロン・成長ホルモンの急性上昇をもたらすことを示した研究。研究①プログラム設計の根拠。 PMID:2262468
  2. 2Kraemer WJ, et al. “Endogenous anabolic hormonal and growth factor responses to heavy resistance exercise in males and females.” Int J Sports Med. 1991;12(2):228-35. 高ボリューム筋トレが内因性テストステロン・成長ホルモンの両方を有意に促進することを示した研究。研究②プログラムボリュームの根拠。 PMID:1860749
  3. 3Kraemer WJ, et al. “Effects of heavy-resistance training on hormonal response patterns in younger vs. older men.” J Appl Physiol. 1999;87(3):982-92. 30歳と62歳の男性を対象に10週間の筋トレプログラムを実施し、高齢群でもホルモン環境の改善と体組成・筋力の向上が確認された研究。研究③40〜50代での継続効果の直接的根拠。 PMID:10484567
  4. 4Pilz S, et al. “Effect of vitamin D supplementation on testosterone levels in men.” Horm Metab Res. 2011;43(3):223-5. ビタミンD補給が男性のテストステロン濃度を有意に増加させることを示したRCT。栄養戦略(ビタミンD)の根拠。 PMID:21154195

本記事はPubMed・運動生理学・内分泌学の学術文献に基づいた情報を提供しています。テストステロン欠乏症が疑われる場合は内分泌科・泌尿器科での血液検査を優先してください。本記事は医療診断・治療の代替ではありません。

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