目次
KFCを筋トレ中に使う方法
チキンのタンパク質効率・衣の脂質問題と
増量・減量期の注文設計
01 QUICK GUIDEクイック判断ガイド
| 目的 | 推奨メニュー | タンパク質 | 脂質 | カロリー | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 増量期 | オリジナルチキン×2+ポテトS | 35.6g | 33.4g | 631kcal | 他の食事は低脂質で調整 |
| 減量期 | 骨なしケンタッキー+コールスローS | 21.3g | 14.8g | 276kcal | 塩分1.5g超のため水分補給を |
| 維持期 | どちらでも可・個数で調整 | — | — | — | 週2回以内を目安に |
02 PROTEIN EFFICIENCYKFCのチキンはファストフードの中でタンパク質効率が高い
KFCが「筋トレ中に使えるファストフード」として成立する理由は、チキン単体のタンパク質効率にあります。
| メニュー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | カロリー |
|---|---|---|---|---|
| 骨なしケンタッキー(83g) | 20.3g | 8.5g | 8.3g | 191kcal |
| オリジナルチキン(87g) | 16.5g | 12.8g | 9.1g | 218kcal |
| カーネルクリスピー(42g) | 6.8g | 6.6g | 8.2g | 119kcal |
| ナゲット5ピース(94g) | 13.3g | 13.4g | 11.8g | 222kcal |
| チキンフィレバーガー(161g) | 24.3g | 19.7g | 31.1g | 398kcal |
骨なしケンタッキーは減量期向き・オリジナルチキンは増量期向きというのが基本の位置づけです。骨なしはタンパク質20.3gを191kcalで確保でき、ファストフード単品としては最高水準のタンパク質効率です。
モスバーガーをダイエット中に使う方法 マクドナルドで筋トレ飯を選ぶ方法03 BATTER FAT衣の脂質は「実際に何g増えるのか」
衣あり・なしのPFC差を推計値で整理します。
| オリジナル(衣あり) | 衣を除いた場合(推計) | 差分 | |
|---|---|---|---|
| カロリー | 218kcal | 約150kcal | ▲約68kcal |
| タンパク質 | 16.5g | 約15〜16g | ほぼ変わらず |
| 脂質 | 12.8g | 約6〜7g | ▲約6〜7g |
| 炭水化物 | 9.1g | 約1〜2g | ▲約7g |
衣の主な脂質源は揚げ油であり、タンパク質はほぼ衣なし部分(鶏肉)に集中しています。
04 SIDE MENUサイドメニューの選び方でセット全体のPFCが変わる
| サイドメニュー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | カロリー |
|---|---|---|---|---|
| コールスローS(80g) | 1.0g | 6.3g | 6.3g | 85kcal |
| コールスローM(130g) | 1.6g | 10.2g | 10.3g | 137kcal |
| ビスケット(56g) | 3.2g | 12.5g | 21.3g | 211kcal |
| フライドポテトS(80g) | 2.6g | 7.8g | 28.7g | 195kcal |
増量期のセット推奨例
タンパク質:43.8g・脂質:29.5g・炭水化物:37.9g・カロリー:593kcal。筋トレ後の食事として十分なタンパク質を確保できます。
タンパク質:35.6g・脂質:33.4g・炭水化物:46.9g・カロリー:631kcal。炭水化物も同時に確保したい場合の選択肢です。
減量期のセット推奨例
タンパク質:21.3g・脂質:14.8g・炭水化物:14.6g・カロリー:276kcal。脂質はやや多いですが1食として許容範囲内です。
「セットにしますか?」への答え方(フェーズ別)
| フェーズ | 答え方 | 理由 |
|---|---|---|
| 増量期 | ポテトS or ビスケットを追加 | カロリー・炭水化物を補完できる |
| 減量期 | コールスローSのみ or セットなし | 脂質・カロリーの増加を最小化 |
| 維持期 | コールスローS or なし | ドリンクはゼロカロリー系か水を選ぶ |
05 BULKING増量期のKFC活用法
バルクアップ中に必要な1日のタンパク質量は体重×1.6〜2.2g(Jäger et al., 2017)。体重70kgの場合は112〜154gが目安です。KFC単体では飽和脂肪酸が多いため、他の食事で魚・オリーブ油等の不飽和脂肪酸を補うことが重要です。
増量期の1日モデルプラン(体重70kg・バルクアップ期)
| 食事 | 内容 | タンパク質 |
|---|---|---|
| 朝食(7:00) | 卵3個+玄米150g+納豆 | 約30g |
| 昼食(12:00) | 骨なしケンタッキー×2+カーネルクリスピー | 約47g |
| 間食(15:00) | プロテイン1杯 | 約25g |
| 夕食(19:00) | 鶏むね肉100g+ブロッコリー+玄米 | 約30g |
| 合計 | 約132g(1.9g/kg) |
06 CUTTING減量期のKFC活用法
減量期でKFCを「使える食事」にする条件は3つです。①当日の脂質残量が15g以上ある・②総カロリー収支がマイナス圏内・③食べるタイミングが筋トレ前後であること。この条件を満たせば週1〜2回の利用は問題ありません。
骨なしケンタッキーが減量期に向いている理由は、オリジナルチキンと比較して脂質が12.8g→8.5g(▲4.3g)、カロリーが218→191kcal(▲27kcal)と改善されるためです。
KFCを食べた日の食事調整例(減量中・体重60kg女性)
| 食事 | 内容 | 調整ポイント |
|---|---|---|
| 朝食 | ギリシャヨーグルト+フルーツ | 低脂質・高タンパクで脂質温存 |
| 昼食 | 骨なしKFC×1+コールスローS | 脂質14.8g・276kcal |
| 間食 | ゆで卵1個+野菜スープ | 脂質ほぼゼロで補完 |
| 夕食 | 白身魚+蒸し野菜+玄米少量 | 夕食で脂質・カロリーを絞る |
| 合計脂質 | 約35〜38g(減量期上限40g以内) |
07 COMPARISONKFCと他のファストフードの使い分け方
| フェーズ | KFC | マクドナルド | モスバーガー | 吉野家・すき家 |
|---|---|---|---|---|
| 増量期 | オリジナル×2+サイドで高カロリー摂取に向く | バーガー+ポテトで炭水化物も確保しやすい | テリヤキチキン系で脂質を抑えつつカロリー確保 | 米あり・タンパク質単価が高い |
| 減量期 | 骨なし1個で高タンパク・低カロリーに調整可 | チキン系単品で脂質を抑えることは可能 | 野菜量が多く減量期に向く | カロリー計算がしやすく減量期向き |
| 緊急時 | 骨なし1個で最低限のタンパク質(20.3g)を確保 | ナゲット5個でP13.3g確保 | テリヤキチキンでP20.1g確保 | 牛丼並盛でP19.6g確保 |
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KFCは骨なしケンタッキーと組み合わせ設計次第で、筋トレ中のどのフェーズでも活用できます。
- 骨なしケンタッキーはP20.3g / F8.5g / 191kcal——ファストフード単品で最高水準のタンパク質効率
- 衣を外すのは「1日の脂質上限が残り少ない日」のみで十分
- 増量期は骨なし×2+ビスケット(P43.8g / 593kcal)が最もバランスが良い
- 減量期は骨なし+コールスローS(P21.3g / 276kcal)で1食を完結させる
- KFCを食べた日は他の食事で脂質・塩分を調整する前提で設計する
- 飽和脂肪酸が多いため他の食事で不飽和脂肪酸(魚・オリーブ油)を補う
THE FITNESS|調布市のパーソナルジム
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|---|---|
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参考文献・科学的根拠
- 1ケンタッキーフライドチキン公式栄養成分表(2026年4月8日現在)。本記事のPFC数値はすべて公式PDFに基づく標準値です。変更される場合があるため最新情報は公式サイトでご確認ください。
- 2Jäger R, et al. “International Society of Sports Nutrition Position Stand: protein and exercise.” J Int Soc Sports Nutr. 2017 Jun 20:14:20. タンパク質の最適摂取量(体重×1.4〜2.0g/日)に関するISSNポジションスタンド。 PMID:28642676
- 3Schoenfeld BJ, Aragon AA. “How much protein can the body use in a single meal for muscle-building?” J Int Soc Sports Nutr. 2018 Feb 27:15:10. 1食あたりのタンパク質利用量と分散摂取の有効性を示した総説。 PMID:29497353
- 4Morton RW, et al. “A systematic review, meta-analysis and meta-regression of the effect of protein supplementation on resistance training-induced gains in muscle mass and strength in healthy adults.” Br J Sports Med. 2018 Mar;52(6):376-384. 筋トレ効果に必要なタンパク質摂取量の上限(体重×1.62g/日)を示したメタ分析。本記事の1日モデルプランにおけるタンパク質目標量の根拠として引用。 PMID:28698222
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