01 QUICK GUIDEクイック判断ガイド

目的推奨注文タンパク質カロリー
バルクアップ(増量期)カルビ焼肉W定食+生卵約47.7g1,503kcal
リーンバルク鶏そぼろ玉子丼(大盛)+豆腐入り味噌汁+生卵約49.3g1,013kcal
減量期鶏そぼろ玉子丼(並)+豆腐入り味噌汁約26.9g620kcal
鉄・亜鉛補給重視牛めし(小盛)+豆腐入り味噌汁約18.8g587kcal

02 WHY MATSUYA松屋が筋トレ中の外食として成立する理由

タンパク質単価で3チェーン比較(牛丼並盛・2026年5月時点)

チェーンメニュー・価格(税込)タンパク質1gあたりの単価脂質
松屋牛めし並盛(460円)17.1g約27円/g28.9g
吉野家牛丼並盛(498円)19.6g約25円/g
すき家牛丼並盛(450円)21.7g約21円/g

タンパク質単価ではすき家(21.7g・約21円/g)が最も優れています。松屋は17.1g・約27円/gとやや劣りますが、鶏そぼろ玉子丼の存在が最大の差別化ポイントです。並盛でP21.2g・F9.4g・540kcalと、牛丼系列より低脂質で高タンパクを実現しています。

牛肉でしか補えない栄養素

牛肉はロイシン含有量が豊富で、mTOR(タンパク質合成の制御因子)を活性化する効果が確認されています。また鶏胸肉では補いにくい鉄・亜鉛・天然クレアチンを同時に摂取できる点が、筋トレ視点での大きなメリットです。特に月経のある女性は鉄分不足が起こりやすく、牛めしを週1〜2回取り入れる合理性があります。

塩分の実態を最初に確認する

メニュー塩分相当量週使用上限の目安
牛焼肉定食2.3g週3回以内
牛めし並盛3.0g週2〜3回以内
鶏そぼろ玉子丼(並)4.5g週2〜3回以内
カルビ焼肉W定食4.8g週1〜2回以内
チーズオムデミハンバーグ定食7.6g週1回以内
すき家の筋トレ飯・タンパク質別メニュー設計 吉野家のバルクアップメニュー 吉野家をダイエット中に使う方法

03 MYTHS「松屋は筋トレの敵では?」よくある3つの誤解と事実

誤解① 「飽和脂肪酸が多いから筋肉がつきにくい」

牛肉の脂質の約40〜45%は飽和脂肪酸ですが、適量の飽和脂肪酸はテストステロン産生に必要です。脂質をゼロにした食事は男性ホルモンを低下させ、逆に筋肉合成を妨げます。問題は「量」であり、カルビW定食(F89.8g)を毎日食べることは避けるべきですが、週1〜2回であれば許容範囲です。

誤解② 「自炊の鶏胸肉の方が絶対に筋肉がつく」

タンパク質の筋肉合成への寄与は「摂取量」と「アミノ酸スコア」で決まります。牛肉も鶏肉もアミノ酸スコアは同等(100)。週3回を鶏胸肉自炊にしても松屋牛肉にしても、同じタンパク質量を摂れば筋肉合成の結果は変わりません。食材の種類より摂取量の継続性が重要です。

誤解③ 「外食の加工度が高いと筋肉合成が落ちる」

松屋の牛肉・鶏肉は「加工肉」ではなく生肉を調理したものです。ハムやソーセージのような加工肉(亜硝酸塩・過剰な添加物)とは別カテゴリです。週数回の利用で加工度が筋肉合成に影響するエビデンスはありません。

04 PFC TABLE松屋の主要メニュー PFC・カロリー完全一覧

以下の評価は3軸(◎増量向き・○リーンバルク向き・△条件付き使用可・×非推奨)で判定しています。数値は2026年2月24日更新の松屋公式栄養成分表に基づきます。

丼・定食メニュー PFC一覧

メニューkcalタンパク質脂質炭水化物塩分増量リーン減量
牛めし 小盛50713.1g22.8g59.6g2.6g
牛めし 並盛68717.1g28.9g85.5g3.0g
牛めし 大盛93322.3g35.9g124.3g3.5g×
牛めし 特盛1,23731.0g56.3g145.1g4.5g××
チーズ牛めし 特盛1,39739.2g69.7g146.7g5.4g××
カルビ焼肉W定食1,43241.9g89.8g99.5g4.8g××
厚切り豚カルビW焼肉定食1,43044.7g90.8g90.8g3.7g××
鶏そぼろ玉子丼 大盛86237.8g16.8g131.9g7.4g
鶏そぼろ玉子丼 並盛54021.2g9.4g87.5g4.5g
炙り焼鮭定食69825.7g24.0g91.0g5.6g
牛焼肉定食80623.3g41.3g86.5g2.3g×

サイドメニュー・トッピング PFC一覧

メニューkcalタンパク質脂質炭水化物塩分
生卵(トッピング)715.8g4.8g0.1g0.2g
豚汁(単品)2439.2g14.9g17.6g3.2g
豆腐入り味噌汁805.7g3.8g5.5g1.5g
ポテサラ921.0g5.6g9.2g0.5g
生野菜241.2g0.2g5.2g0.1g
生卵は原則トッピング推奨。タンパク質+5.8gをわずか71kcal・塩分0.2gで追加できます。コリン・ルテイン・ビタミンDも同時補給できる優秀なトッピングです。

05 TARGET & ORDER体重・目標別タンパク質目標と松屋での満たし方

体重×2.0g/日を1日のタンパク質目標とし、3食均等配分(1食あたり目標)で計算しています。

体重1日目標1食目安推奨注文実際のP
45kg(女性多)90g30g以上鶏そぼろ玉子丼(並)+豆腐入り味噌汁+生卵32.7g
55kg(男女共)110g37g以上鶏そぼろ玉子丼(並)+豚汁+生卵36.2g
65kg(男性多)130g43g以上鶏そぼろ玉子丼(大盛)+豆腐入り味噌汁+生卵49.3g
75kg(男性多)150g50g以上カルビ焼肉W定食+生卵47.7g

トレーニング強度別の注文変更ガイド

当日のトレーニング推奨メニュー理由
高強度トレ後(脚・背中)鶏そぼろ玉子丼(大盛)+豚汁+生卵炭水化物131.9g+P52.8gで筋グリコーゲン回復と筋合成を同時に
中強度トレ後(上半身)牛焼肉定食+生卵P29.1g・炭水化物86.5gのバランス型。塩分2.3gと最低水準
休息日鶏そぼろ玉子丼(並)+豆腐入り味噌汁脂質13.2gを抑えながらP26.9gを確保

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06 TOPPING DESIGNトッピング・サイドメニューでPFCを設計する方法

豚汁 vs 豆腐入り味噌汁:フェーズで使い分ける

豚汁(単品)豆腐入り味噌汁差分
タンパク質9.2g5.7g豚汁が+3.5g
脂質14.9g3.8g豚汁が+11.1g
カロリー243kcal80kcal豚汁が+163kcal
塩分3.2g1.5g豚汁が+1.7g

増量期は豚汁(P9.2g)、減量期は豆腐入り味噌汁(F3.8g)が基本ルールです。脂質差11.1gは1日の脂質管理において無視できない差です。塩分も1.7gの差があるため、高血圧傾向の方は豆腐入り味噌汁を優先してください。

ポテサラを追加すべき場面

ポテサラ(92kcal・P1.0g・F5.6g)はタンパク質効率が低く、純粋にカロリー補完が目的の増量日限定の選択肢です。リーンバルク・減量期では不要です。

定食のご飯の盛りの設計

定食のライス大盛変更で炭水化物が約+37g・+168kcal追加されます。トレ日は大盛(筋グリコーゲン補充)、休息日は並盛(余剰カロリー抑制)というシンプルなルールで管理できます。

筋トレ後の食事タイミングと脂肪燃焼の科学

07 BULKING増量期の松屋活用法

バルクアップに必要な1日のカロリーはTDEE+300〜500kcalが基本です。カルビ焼肉W定食+生卵でP47.7g・1,503kcalを1食で確保できますが、飽和脂肪酸が多いため他の食事で魚・オリーブ油等の不飽和脂肪酸を補う前提で使用してください。塩分4.8gを含む定食は週3回が上限の目安です。

増量期の1週間プラン(体重70kg・筋トレ週4回)

曜日区分松屋での注文タンパク質
月(脚トレ)夕食カルビ焼肉W定食+生卵47.7g
水(背中トレ)昼食鶏そぼろ玉子丼(大盛)+豚汁+生卵52.8g
金(胸トレ)夕食炙り焼鮭定食+生卵31.5g
火・木・土・日松屋なし(自炊・他チェーンで調整)

08 LEAN BULKリーンバルク期の松屋活用法

リーンバルクはTDEE+100〜200kcalに抑えながら筋肉を増やす戦略です。余剰カロリーを最小化しながらタンパク質を確保する必要があるため、脂質が低くタンパク質効率の高い鶏そぼろ玉子丼が最適解となります。

リーンバルク定番
鶏そぼろ玉子丼(大盛)+豆腐入り味噌汁+生卵

タンパク質:49.3g・脂質:25.4g・炭水化物:137.4g・カロリー:1,013kcal。高タンパク・中炭水化物・低脂質の理想的なリーンバルク構成。

リーンバルク代替
炙り焼鮭定食+生卵

タンパク質:31.5g・脂質:28.8g・カロリー:769kcal。DHA・EPA豊富で抗炎症・筋回復サポートも期待できます。週1回の魚メニューとして有効です。

09 CUTTING減量期の松屋活用法(女性・40〜50代を含む)

減量期で松屋を「使える食事」にする条件は、①当日の脂質残量が15g以上ある・②総カロリー収支がマイナス圏内・③牛肉系W定食は回避の3点です。

1日の脂質上限の目安:体重×0.8g/日。体重45kgの女性なら1日上限36g。鶏そぼろ玉子丼(並)+豆腐入り味噌汁の脂質は13.2g=残り22.8gを他の食事で使えます。この枠内に収まれば松屋を昼食に使っても減量期の脂質管理として成立します。

女性・40〜50代特有の注意点として、鉄分不足(生理・更年期前後)の観点から完全に牛肉を避けると鉄分補給が困難になります。牛めし小盛(P13.1g・507kcal)を週1〜2回使う合理性があります。

「松屋を昼食に使った日」の1日食事配置(体重55kg女性・減量期)

食事内容タンパク質脂質残り脂質
朝食無脂肪ギリシャヨーグルト+フルーツ12g2g42g
昼食鶏そぼろ玉子丼(並)+豆腐入り味噌汁26.9g13.2g28.8g
間食ゆで卵1個6g5g23.8g
夕食タラ100g+蒸し野菜+雑穀ご飯少量18g1g22.8g(余裕あり)
合計62.9g21.2g目標44g以内に収まる

目的のメニューがない場合の代替注文

状況代替注文タンパク質備考
鶏そぼろ玉子丼が売り切れ(減量期)牛めし(小盛)+豆腐入り味噌汁+生卵24.6g脂質↑だが鉄分補給に◎
鶏そぼろ玉子丼が売り切れ(リーンバルク)炙り焼鮭定食+生卵31.5gDHA・EPA補給も兼ねる
定食系が提供外の時間帯(増量期)牛めし(大盛)+豚汁+生卵37.3g増量期カバー注文として
ダイエット中の外食で失敗しない選び方 40代のダイエット

10 SODIUM塩分問題:週複数回使うときの具体的な対処法

松屋の塩分は牛焼肉定食2.3gからチーズオムデミハンバーグ定食7.6gまで幅広い範囲があります。週複数回使用する際は以下の対策を組み合わせてください。

カリウムで排出を助ける食材リスト

食材カリウム量(100gあたり)取り入れ方
アボカド485mg翌日の昼食・夕食のサラダに
ほうれん草690mg味噌汁や炒め物に
バナナ358mg翌朝のヨーグルトに添える
豆腐150mg松屋での豆腐入り味噌汁が活用例
きのこ類280mg前後炒め物・汁物に毎日でも
高血圧傾向・健診で塩分・血圧を指摘された方へ:週1〜2回・低塩分メニュー(牛焼肉定食2.3g・牛めし並3.0g)に限定してください。チーズ系・W定食系(塩分4.8g以上)は控えることを推奨します。利用の前に主治医に相談することをお勧めします。

水分補給の目安として、塩分2〜3g摂取後は追加で500〜700ml程度の水分補給が理想です。松屋使用後はブレンド茶(無料)または持参したウォーターを活用してください。

有酸素運動と脂肪燃焼の科学 カロリー計算の方法 HbA1c改善のトレーニング

11 CHAIN COMPARISON松屋・吉野家・すき家の3チェーン比較と使い分け

比較軸松屋吉野家すき家
タンパク質単価(牛丼並)17.1g・約27円/g(460円)19.6g・約25円/g(498円)21.7g・約21円/g(450円)
リーンバルク定番鶏そぼろ玉子丼ネギ塩牛丼サラダ牛丼
減量期の定番鶏そぼろ玉子丼(並)牛丼Sサイズサラダ牛丼(小)
塩分が多いメニューチーズ系・W定食系(〜7.6g)特盛系(〜4g台)
鶏肉メニュー充実度高(鶏そぼろ・炙り焼鮭)
女性に向きやすい点鶏そぼろ・低カロリー帯が広い牛肉で鉄分補給しやすいサラダ牛丼でバランスよし
筋トレ中の外食チェーン選び方ガイド 吉野家をダイエット中に使う方法 すき家の筋トレ飯・タンパク質別メニュー設計

よくある質問

松屋は筋トレ中に毎日食べてもいいですか?
塩分の観点から毎日は推奨しません。牛焼肉定食で2.3g、チーズオムデミハンバーグ定食で7.6gと塩分が高いメニューが多いため、週2〜3回を目安にするのが現実的です。塩分が低い牛焼肉定食(2.3g)を選ぶことで頻度を高めることは可能です。
生卵はなぜ追加した方がいいのですか?
タンパク質+5.8gをわずか71kcalで追加できるため、コストパフォーマンスが非常に高いです。コリン・ルテイン・ビタミンDも含み、筋トレ中の総合的な栄養補給に貢献します。塩分もほぼゼロ(0.2g)のため、塩分管理の観点でも理想的なトッピングです。
牛めしと鶏そぼろ玉子丼、どちらを選ぶべきですか?
目的によって異なります。減量期・リーンバルク期は鶏そぼろ玉子丼(並)が最適(P21.2g / F9.4g / 540kcal)です。増量期・鉄分補給が必要な場合は牛めしが向いています。女性の場合は月経による鉄分不足のため、牛めしを週1〜2回取り入れることも合理的です。
塩分が多いですが、どう対処すればいいですか?
カリウムを多く含む食材(バナナ・アボカド・ほうれん草)を翌日の食事に取り入れることで、ナトリウムの排出を助けることができます。また塩分が低い牛焼肉定食(2.3g)を選ぶ、週2〜3回以内に抑えることも有効です。塩分摂取後は追加で500〜700mlの水分補給を心がけてください。
女性でも松屋を筋トレ中に使えますか?
はい、特に鉄分補給の観点から積極的に活用できます。鶏そぼろ玉子丼(並)+豆腐入り味噌汁(P26.9g / F13.2g / 620kcal)は減量期の女性に最適です。牛めし小盛は鉄分補給目的で週1〜2回の使用が合理的です。

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まとめ

松屋は鶏そぼろ玉子丼と生卵トッピングを軸にすれば、筋トレ中のどのフェーズでも活用できます。

  • 鶏そぼろ玉子丼(並)はP21.2g / F9.4g / 540kcal——減量期・リーンバルク期の基本メニュー
  • 生卵トッピングは71kcal・塩分0.2gでP5.8gを追加できる最高コスパのトッピング
  • 増量期はカルビ焼肉W定食+生卵(P47.7g / 1,503kcal)でカロリーを確保
  • リーンバルクは鶏そぼろ玉子丼(大盛)+豆腐入り味噌汁+生卵(P49.3g / 1,013kcal)が最適解
  • 豚汁(P9.2g)は増量期、豆腐入り味噌汁(P5.7g / F3.8g)は減量期に使い分ける
  • 塩分が高いため週2〜3回を目安に、カリウム食材(アボカド・ほうれん草)で翌日調整
  • 牛肉は鉄・亜鉛・天然クレアチン源。特に女性は週1〜2回の牛めしを合理的に取り入れる

THE FITNESS|調布市のパーソナルジム

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公式サイトhttps://thefitness-personal.jp/
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参考文献・科学的根拠

  1. 1松屋フーズ公式栄養成分・アレルゲン一覧(2026年2月24日更新)。本記事のPFC数値はすべて公式一覧表に基づく標準値です。メニュー・数値は変更される場合があるため最新情報は松屋公式サイトでご確認ください。
  2. 2Jäger R, et al. “International Society of Sports Nutrition Position Stand: protein and exercise.” J Int Soc Sports Nutr. 2017 Jun 20:14:20. タンパク質の最適摂取量(体重×1.4〜2.0g/日)に関するISSNポジションスタンド。 PMID:28642676
  3. 3Morton RW, et al. “A systematic review, meta-analysis and meta-regression of the effect of protein supplementation on resistance training-induced gains in muscle mass and strength in healthy adults.” Br J Sports Med. 2018 Mar;52(6):376-384. 筋トレ効果に必要なタンパク質摂取量の上限(体重×1.62g/日)を示したメタ分析。 PMID:28698222
  4. 4Helms ER, et al. “Evidence-based recommendations for natural bodybuilding contest preparation: nutrition and supplementation.” J Int Soc Sports Nutr. 2014 May 12;11:20. 減量期・増量期のタンパク質・脂質・炭水化物配分に関する推奨値。脂質の最低摂取量と飽和脂肪酸・テストステロンの関係を含む。 PMID:24864135